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取付ブログ

トヨタ・ハリアーの音質と静粛性をアップ

2021-03-21
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのハリアーです。



トヨタ純正のナビオーディオを装着された状態で入庫となって、
以前ATXー25を使用したベーシックパッケージの取付をして頂いていましたが、
今回はベーシック防振とセメントコーティングの施工を追加して、
トータルでトリプルパッケージの状態になりました。



ドアの内張を外すと、かなり広い範囲に吸音フェルトが貼ってあって、
外板裏が震えて入るロードノイズを囲み込んでいるいる感じです。



まずは何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせた
ベーシック防振で、ロードノイズの進入を防いで、スピーカーの排圧による震えを抑えて、
純正の16センチスピーカーの音質をアップさせます。



外した内張は吸音フェルトを一度外して、最初に機械で粗目を付ける作業を行って、
その後に手作業で細かい粗目を付けて、コーティング剤が剥がれない下地を作ります。



規則性を持たないランダムな状態でセメントコーティングを行った後に、
吸音フェルトを元に戻してからドアに組み付けます。



これまでドアスピーカーにまとわり付いていた余分な残響やこもりが無くなって、
ドアの開閉音も『バフッ!』という感じで高級感が増しました。



さすがに2面の防振を加えると音質がかなり変わったので、色々なCDを再生して
イコライザー調整をやり替えます。



最後はやはりこれまで30回以上お会いして生の声を知り尽くしている、
DEENのボーカルの池森さんの声で合わせました。



これまではノーマルのドアで残響が残っているのを吸音フェルトで抑え込んでいたので、
今一つ出来らない音をピュアコンで勢いを付けて補っていたのが、
今度は余分な響きが無くなってストレートな鳴りになったので、
イコライザーだけで抑えるのも不自然なので、ピュアコンの値も変えて、
イコライザーはあまり動かさない様にしてより自然な音を再生させています。



これまではコイルの巻き数を多めにして音に重みを持たせていたのが、
防振効果で自然に体感音圧が上がったので、コイルの巻き数を減らして適正化して、
ドアスピーカーからの上限周波数も伸びて、音の新鮮さが更にアップしました。



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