本文へ移動

取付ブログ

ホンダ・オデッセイ スピーカーの音質アップ

2021-04-08
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、ホンダのオデッセイです。



ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオと、アップグレードのスピーカーを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張を外して、外板裏にベーシック防振の施工を行います。



内張裏に白い吸音フェルトが貼ってあって、これが無ければロードノイズが沢山入って来て
不快だというのが想像出来ます。



外板裏の鉄板には何も貼ってなく、中に入ったロードノイズを吸音フェルトで抑えているのでしょうが、
まずは入って来る場所から抑えて、スピーカーの残響も少なくします。



オデッセイのベーシック防振の手順書はありますが、モデルのサイクルが長いので、
新たに調査し直す事にしました。



指で軽く鉄板をはじいて、響きの中心と周波数を調べて、
どこに何の材質を貼るのが一番減衰するかを調べてマーキングしました。



材質と形状が違う防振材で、共振点が違う事を利用してピンポイントの防振を行い、
ドアが重たくならない割に残響が取れて、ただ低音が増えただけで音色が違うという、
一般的なデッドニングとは明らかに違う効果を得ています。



ドアの作業が終わったら、次にダッシュのツイーターのグリルの上にスタンドを使って
ピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けます。



グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上に標準の4ピース構成の物にオプションを1品加えて、
6ピース構成のピュアコンを取り付けました。



ドアのスピーカーがオプションのアップグレードだったので、値は一から探りだしました。



純正ナビの中身はダイヤトーン製で、音を加工する機能はほとんどオフにして、
素の状態から調整を始めました。



イコライザーは20バンドの数カ所1クリックずつ動かして、コンサートホールのPA的な音に調整しました。



ドアの響きの調査のやり直しと、オプションのスピーカーにピュアコンを対応させるなど、
当日お預かりの当日出庫の作業としては、かなりハードスケジュールで完成させました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
TOPへ戻る