取付ブログ
ホンダ新型CR-V スピーカーの音質アップ 後編
2021-06-28
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、ホンダの新型CR-Vです。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを活かしてベーシックのトリプルパッケージの作業の続きです。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを活かしてベーシックのトリプルパッケージの作業の続きです。
当初はギャザーズの内蔵アンプを使用する予定が、新型CR-Vはナビの後ろに車輛アンプが隠れていて、
そこからツイーターとドアスピーカー用が別駆動で出力されていて、通常のピュアコンの接続では
動作出来ない状態でした。
そこで車輛アンプから4系統のスピーカー出力を取り出して、グローブボックス下のピュアコンに接続して、
中低音と高音を別々にコントロールしました。
駆動方式が違うのにプラスして、ドアスピーカーの移置がスピーカー1個分高い位置に付いていて、
駆動方式が違うのにプラスして、ドアスピーカーの移置がスピーカー1個分高い位置に付いていて、
更にエッジに絞り込みが入って音がタイトにしてあるので、これまでのホンダ用の値が全く使えない状態です。
棚に乗っているブラックボックスとコイルをあれでもない、これでもないと交換して、
棚に乗っているブラックボックスとコイルをあれでもない、これでもないと交換して、
最も生音・生声に近い組み合わせを探しました。
CR-Vのお客様はDEENさんのファンだそうで、入庫してお客様の音源を聴いた時にその事に気が付いて、
CR-Vのお客様はDEENさんのファンだそうで、入庫してお客様の音源を聴いた時にその事に気が付いて、
これまでボーカルの池森さんとは30回以上お目にかかって生の声を聞いているので、
初めての車種でもどこまで本人の声に近づけられるかと、試行錯誤してセッティングしました。
まずはDEENさんの楽曲に入る前に、池森さんのお気に入りのドナルド・フェイゲンさんの
まずはDEENさんの楽曲に入る前に、池森さんのお気に入りのドナルド・フェイゲンさんの
『I,G,Y,』を再生して、そこそこマッチングが合って来たところからDEENさんの楽曲に替えて
行きます。
古い話になりますが、以前池森さんはクロスFMで『エアー・クルージン』というレギュラー番組を
古い話になりますが、以前池森さんはクロスFMで『エアー・クルージン』というレギュラー番組を
持たれていた事があって、その番組は東京収録で福岡で放送というスタイルでオンエアーされていて、
一時期自分の登場するコーナーもあって、東京まで収録に行っていました。
その時に池森さんが『I,G,Y,』がお気に入りという事でかけられていて、
車で駅まで送って頂いた時にも車内でかかっていた事があって、この曲で最初に慣らすという手法を
取りました。
東京まで行って大変だったのですが、色々なプロ機の音を聴く事が出来て、
当時は同じレーベルだったMISIAさんともそのスタジオでお目にかかる事が出来て、
当時の東京行きがその後のサウンドピュアディオの音造りに大きく役立った事は間違いありません。
そして他の楽曲を何曲か鳴らした後に、DEENさんの最新アルバム『ポップ・イン・シティ』を再生して、
池森さんの声をイメージしながら値を詰めて行きました。
ピュアコンの値がこれ以上下げても上げても元音からズレるという値を見つけて、
ピュアコンの値がこれ以上下げても上げても元音からズレるという値を見つけて、
そこからはナビのイコライザー調整を行って調整を終了しました。
中高音はフラットにして、低音域が少し出過ぎていたので2か所1クリックづつ動かして、
ここが限界と感じて、調整を終了しました。
調整後には車輛を一度外に出して、防振したドアの窓ガラスに水をかけて、
ゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックを行って、パスしたら納車の準備に入りました。
自分は音が決まったら宇部店に向けて移動を開始して、お客様の音の感想は直接聞く事は出来ませんでしたが、
自分は音が決まったら宇部店に向けて移動を開始して、お客様の音の感想は直接聞く事は出来ませんでしたが、
喜んでおられたと柳井君から聞いています。
好きなボーカリストの方の生の声を知った上でのセッティングというのは、
サウンドピュアディオならではのスタイルです。