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取付ブログ

ホンダ・インスパイア スピーカーの音質アップ

2021-09-29
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、ホンダのインスパイアです。



昨日も今日も福岡店は定休日ですから、月曜日に作業が終わっている車両を、自分が休日出勤して音調整を
行いました。



作業の内容は異形パネルの専用のナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工のWパッケージを装着して、プラスオプションを装着しました。



まずはドアの内張を外して、防水シートと純正スピーカーを一度取り外します。



そして何も貼ってない外板裏に、3種類の防振マットと、防振メタルの4種類の共振点の違う材質を
貼り合わせて、ドアが重たくならない割に効果が高くて、スピーカーの響きにも変なピークを作らない
スムーズな響きのドアに変身させます。



純正のミラー裏のツイーターは配線を外して鳴らなくして、ダッシュに取り付けるピュアディオツイーターで
上質な高音を鳴らす様にします。



黒い小さなコネクターの横の黄色いパーツがツイーターに中音域が入らない様にするパーツで、
ピュアディオではピュアコンのブラックボックスの半分以上の面積を使って、
中音域よりも下の周波数が入らない様にしているので、音に透明感が出るというのが目で見て
お分かり頂けると思います。



ダッシュにはスタンドを使ってピュディオブランドのATX-30Jのアップグレードのツイーターを
取り付けています。



そしてダッシュの奥に隠れている純正の車両アンプから音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下に取り付けているピュアコンに送ります。



MDFの上にオプションのSSFを含んだ6ピース構成のピュアコンを取り付けて、
周波数幅とインピーダンスとレベルをコントロールします。



最初に一度4ピース構成で音を探って、それからSSFを追加して、また音を確認して音を追い込みます。



ブラックボックスは1度交換して、コイルは14種類の中から最も生音・生声に近くなる物を選びました。



ピュアコンというネットワーク回路をブロック化して交換出来る様にする前は、
ネットワークのボックスを開けてコイルをじわじわほどいて音を合わせていましたが、
ほどき過ぎると元に戻らないので寸止めみたいにほどほどの所で巻き数合わせをやめていましたが、
ピュアコン方式でブロック化してからは、適正な巻き数を下回っても、
また巻きの多いコイルに戻せばいいので、本当にピッタリ合った値で納車する事が出来ます。



更にピュアディオでは『エジソン方式』という発想法で音調整を行っていて、
多くのコイルを変えてあれこれ聴いて調整しているのは、
これが合った様に聴こえるからこれを選ぶのではなく、これは最適でないという物を多数探す事によって、
最終的にこれが最善であるという事を証明するというやり方をしています。



それに加えて調整用CDはこれまで何十回とお会いして、生声を知り尽くしているアーティストさんの物を
使うという手法で、ドアスピーカーは純正のままでも生音・生声に近くなるというやり方です。



特に上妻宏光さんとは土曜日にお会いして、生音・生声を聴いたばかりなので、
上妻さんのボーカルが入った『田原坂』と、これまで何十回と生演奏を聴いた『風林火山』を交互に聴いて
最終的に音決めを行いました。



インスパイアの音調整はバス・トレブルとフェダー・バランスで、フェダーのみを少し前に振って、
後はセンターでもピュアコンの6ピースで調整して生っぽく聴こえる様にセッティングしました。



ベーシックのWパッケージにツイーターのグレードアップとSSFのオプション2アイテム追加で、
純正をベースにしながらかなりクオリティーの高いオーディオシステムへと変身しました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
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TEL.092-260-3660
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