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取付ブログ

ポルシェ911 BOSEサウンド車の音質アップ その1

2021-10-09
今日ご紹介する1台は、昨日福岡店に入庫したポルシェ911です。



カレラTというサーキット走行を想定しているモデルです。



BOSEのプレミアムサウンド車で、ドアにウーファーとスコーカーが付いているお車で、
ドアを開くのはカレラTなので赤いベルトを引く様になっています。



ダッシュに上向きの小型のツイーターがあり、フロント3WAY構成ですが、
低音は緩いのに出過ぎていて、スコーカーの中音は足らなくて後ろ髪を引かれる感じで、
ツイーターの高音はガラスに一度反射して届いてと、車の高性能に反してオーディオはイケていないと
不満足なオーナー様がサウンドピュアディオに持ち込まれました。



それに加えて不満なのがレベルが強すぎるセンタースピーカーで、スピーカーとスピーカーの間に
自然に音像が浮いて来るステレオ効果が得られないのを無理やりセンタースピーカーで定位させて、
お客様が不満に思われているイメージと、自分が感じたイメージが一致して、
JU60とピュアコンなどを使って音質改善を行う事になりました。



純正オーディオはディスプレイオーディオかと思ったら、CDプレイヤーが付いていて、
思わず自分も欲しくなりました。



自分は以前911を2台乗り継いで、その後にパナメーラを2台乗り継いで、
最近はポルシェから離れていましたが、この911はデッキが付いているから乗りたいな!
と思った1台でした。



そうは言っても今乗っているアウディQ5はポルシェマカンと兄弟車で、
どこかポルシェのテイストがあるんですけど、そんな車好きで音楽好きの自分ですから
お客様に入庫して頂いたというのもあります。



そしてお客様が代車に乗って帰られたら直ぐにピットに入れて、マスキングを行ってドアの内張を
外します。



内張を外したらボーズの薄型フロントマグネットのウファ―の横に10センチサイズのスコーカーが
付いていて、まずユニットのインピーダンスを測ります。



一般に公開されているインピーダンスは平均値であったり、静止時の値だったりで、
実際に使用する周波数の下限・中ほど・上限の実効値を測って、純正ウーファーをそのまま使用するのか、
他の物に交換するかを判断します。



お客様からはウーファーもスコーカーも交換していいと言われていますが、
換えて効果が得られなかったり、逆にマイナスになる音域があってはいけないので、
十分に調査を行いながら作業を進めて行きます。



(後はその2に続く)



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