取付ブログ
ヤリスクロス カーオーディオの音質アップ その1
2021-10-17
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのヤリスクロスです。
トヨタ純正のディスプレイオーディオを装着した状態で入庫となって、
先日ベーシックパッケージの装着テストを行って、その後に本格的にスピーカーの取付作業に入りました。
まずはフロントのドアの内張とインナーパネルを外して、何も貼ってない外板裏を指で軽くはじいて、
響きの中心と周波数を調べます。
響きの周波数に合わせて、材質や形状を変えた6種類の防振材を貼り合わせて、
ドアが重たくならない割に制震効果の高い防振を行います。
よく同じ材質を大量に貼っている防振を見かけますが、同じ材質を広範囲に貼ると、
それ自体が響きを持って、特定の周波数が強調されてしまうので、低音の量は増えても
正確な音楽の再生とはならないので、当社は材質や形状を細かく替えています。
一般にはデッドニングという呼び方がされていますが、デッドニングでは音楽性が失われてしまっています。
トヨタ純正のディスプレイオーディオを装着した状態で入庫となって、
先日ベーシックパッケージの装着テストを行って、その後に本格的にスピーカーの取付作業に入りました。
まずはフロントのドアの内張とインナーパネルを外して、何も貼ってない外板裏を指で軽くはじいて、
響きの中心と周波数を調べます。
響きの周波数に合わせて、材質や形状を変えた6種類の防振材を貼り合わせて、
ドアが重たくならない割に制震効果の高い防振を行います。
よく同じ材質を大量に貼っている防振を見かけますが、同じ材質を広範囲に貼ると、
それ自体が響きを持って、特定の周波数が強調されてしまうので、低音の量は増えても
正確な音楽の再生とはならないので、当社は材質や形状を細かく替えています。
一般にはデッドニングという呼び方がされていますが、デッドニングでは音楽性が失われてしまっています。
リアドアも響きを調べてマーキングを行って、防振材を貼り合わせます。
外したフロントの内張は、白い硬い材質と、黒い柔らかい材質の二重構造で、
吸音フェルトは貼られていませんでした。
リアは黒い材質の1枚物で、こちらも吸音フェルトは貼って無かったので、防振作業でかなり静粛性が
アップするはずです。
外した内張4枚は、裏に粗目を付ける下処理を行って、セメントコーティングを行います。
更にリアのラゲッジ下も分解して、これからフロアー防振を行います。
もう一カ所リアのハッチ裏にも防振作業を行います。
このヤリスクロスはハッチとルーフは2トーンのために、ドアと色が違っています。
入庫時に比べたらかなり静かなヤリスクロスに変わっているという事を、
入庫時にノーマル時でロードノイズの測定を行っているので、作業が全て終わった後に再び走行テストを
行って、その差をデーターとして残して行きます。
これからスピーカー周りの作業に入って行きます。
(これより後はその2に続く)