取付ブログ
VWアルティオン ディナウディオ仕様車の音質アップ
2021-10-31
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、フォルクスワーゲンのアルティオンです。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、グローブボックスの中にCD・DVDプレイヤーが
付いているお車です。
ドアスピーカーは上からツイーター・スコーカー・ウーファーと3WAY構成となっていて、
助手席下にパワーアンプが付いているディナウディオのプレミアムサウンド車です。
今回は純正ツイーターを鳴らさない様にして、ダッシュの上にピュアディオブランドの
ATX-30Jツイーターを取り付けたベーシックパッケージの取付と、ドア防振を1層行って、
アップグレードのベーシックのWパッケージの作業を行いました。
純正のツイーター位置はリスナーにかなり近く、横から鳴って来るので、
ダッシュ上から外ドームツイーターで拡散する高音は、広がりと距離感と質感の3つの要素の
全てを改善しています。
また助手席下の車両アンプからピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を取り出して、
ピュアコンを通した後に高音専用のPSTケーブルでツイーターまで音を送っているので、
超低ロスで高音を再生させています。
アルティオンの内張は複数の素材が組み合わせてあって、柔らかい材質と固い材質が混在していて・・
ここにセメントコーティングの施工を行う事で全体的に硬さが増して、
内張に付いているスコーカーの鳴りは大幅に改善されて、ウーファーの低音につられて内張が震えるのも
大幅に抑えられて、音のクオリティーが上がりました。
アルティオンのディナウディオ仕様のお車は以前に作業を行った事があるのですが、
ツイーターがATX-30Jでは初めてのために、ブラックボックスを棚にある数十個から選んでも
ピッタリ合う値の物が無くて、今回専用で一から製作して対応しました。
最後に純正オーディオのパネルでミッドとトレブルを操作して、最も生音・生声に近いポイントに合わせて、
アルティオンは納車されました。
時間をかけてワンオフでピュアコンを製作したという事もあって、お客様からはパーフェクトな出来だと
喜んで頂きました。