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取付ブログ

カローラツーリング スピーカーの音質アップ

2021-11-08
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、トヨタのカローラツーリングです。



トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



純正のドアの16センチスピーカーはそのまま使用して・・



ダッシュの純正ツイーターは鳴らない様にして、スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けた
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。



グローブボックス下には比重の重いMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックスとコイルを
取り付けています。



今回使用したのは純白の空のボビンに一から上質な銅線を巻き上げたコイルです。



次にドアの内張とインナーパネルを外して、2枚小さな防振マットが貼ってある外板に、
ピュアディオ製の防振マットと防振メタルを貼り合わせて、ベーシック防振の施工を行いました。



内張の裏には吸音材が貼ってなかったので、ベーシック防振は音質アップの他に、
車室内を静かにする効果もかなり得られました。



お客様は一度ノーマルのドアで音を聴かれて、その後でベーシック防振を加えたので、
その効果を体感して頂いて、お客様が思われていたよりも防振の効果は大きかった様です。



それと今回のカローラツーリングはシフトの前にデッキが付いているタイプで、
デッキの無い車とある車では配線の引き回しの関係なのか微妙に音が違っていて、
それと製造時期によっても微妙に音が違っているので、ピュアコンのブラックボックスとコイルは、
何回か変えてから音が最も生音・生声に近くなる様にセッティングしました。



このブラックボックスとコイルを変更して音を追い込む方法は、
後付けのイコライザーとどう違うのかという質問を頂きますが、
まずアンプ付きのイコライザーは純正のオーディオのスピーカー出力の音をプリレベルに落として処理して、
その時にレベル変換の部分で音の新鮮さが失われて、次に音の周波数ごとのレベル調整は出来るものの、
周波数ごとのインピーダンスは全く制御出来ないのでピュアコン方式の様な生の音に近づける事は出来ません。



周波数後のレベル以外の、音色を決定する周波数ごとのインピーダンスの整合性を上げる事が
生音・生声に近づける秘訣となります。



インピーダンスがズレるとどういう風に音が変わるかというと、インピーダンスが低くなって
特定の周波数の電流の流れが多くなると、その部分が勢いが付いたり音色が明るくなったりして、
逆にインピーダンスが高くなると電流が流れにくくなって、音が重たくなったり音色が暗くなったりします。



それをイコライザーのレベル調整だけで変えるのは無理で、角周波数のインピーダンスで音色を整える事で、
簡単なシステムでも生音・生声に近くなるという原理なのです。



ピュアコンのパーツの値を変えて音を合わせて、最後にディスプレイオーディオの3トーンのバスを
1クリック下げて、全体のバランスが取れてカローラツーリングは納車されました。



ベーシックのWパッケージは見た目の変化が少ない割には、音はしっかりと良い方向に変わります。


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