本文へ移動

取付ブログ

ノート新型eパワー 音質と静粛性をアップ

2021-11-14
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、新型のノートeパワーです。



ディスプレイオーディオ付きのお車で、以前ベーシックパッケージの取付と、
フロントドアのベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージをして頂いていました。



今回は2度目の入庫で、以前は何も施工していなかったリアのドアに、2層の防振施工を加える事に
なりました。



まずはリアドアの内張を外して、ツルツルの内張裏に粗目を付けて、コーティング剤が剥がれない様に
下処理を行います。



意図的にランダムに厚い薄いを作って、セメントコーティングを行ったら、一晩かけて乾燥するのを待ちます。



内張りを外したドアは、防水シートを外して、横長の防振マットが貼ってあるリアドアの鉄板の響きを
調べます。



この端がギザギザになっているのも、同じ様な形だと響きが消えにくいからの、メーカーの工夫でしょう。



響きの中心と周波数を調べて、4種類の防振材を貼り合わせて、ドアの重量があまり増えず、
効率的に振動が抑えられて、それでいて心地良い響きのドアに変えます。



方ドア2層のリアドアの防振が終わったら、これまでは何もしていなかったリアドアの音量を
フェダーで抑えていたのを、響きが整ったので少し上げて、バス・ミッド・トレブルの3トーンと、
ベースエンハンサーの組み合わせをあれこれと変えて、生音・生声に近くなる様に選んでいました。



リアドアの中低音が増えた分、フロントの高音をもう少し上げた方がバランスが取れて、
ディスプレイオーディオのトレブルを動かすと音が荒くなったので、
グローブボックス下のピュアコンのアッテネーターの値を変えて対応して、高音のレベルが合いながらも、
荒い部分が出ない様なセッティングに仕上げました。



新型のノートeパワーのディスプレイオーディオの音はデリケートなために、
ブラックボックス4連の合計8ピース構成のピュアコンになっていますが、
ディスプレイオーディオ自体がデュアルコーンのフルレンジスピーカーでかなり上の音域まで
音が鳴る様な特性なので、市販のトレードインスピーカーを取り付けたらどうなるんだろう?
というぐらい絶妙なセッティングが必要となります。



前後4枚のドアに2層の防振を行ったので、音質と静粛性がアップして、更に断熱性もアップした、
特別なノートに変身しました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
TOPへ戻る