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取付ブログ

210系クラウン スピーカーの音質アップ

2021-12-15
今日ご紹介する1台は、一昨日の宇部店の完成車から、トヨタの21系のクラウンです。



上下2画面のマルチディスプレイのナビオーディオ装着車に、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。




まずはドアの内張を外して、工場装着の防振マットを避けて周りに防振マットと防振メタルを
貼り合わせました。



外した内張にはセメントコーティングの施工を行って、方ドア2層の防振で音質と静粛性と断熱性を
アップさせました。



210系のクラウンは車輛アンプがトランクの右下に入っていて、こことフロント周りの2か所に手を入れて、
センタースピーカーを含めたフロント5CHの音域とレベルとインピーダンスを調整しました。



ダッシュには中高音を鳴らすスコーカーが付いていて、ここを鳴らさない様にして、
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
ドアの16センチスピーカーと合わせてフロント2WAYとして、センタースピーカーから僅かに
モノラル成分を足しています。



ドアの16センチスピーカーには鉄心入りのコイルが付いていて、
ここで中高音を抑えて低音のみの再生にしていますが、鉄心入りコイルを通すと音質が落ちるのと、
ドアから中音域も鳴らしたいので、手巻きコイル用の上質な銅線を使ってダイレクトに音
がスピーカーに行く様に完全しました。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上に6ピース構成のピュアコンを取り付けて、
16センチスピーカーの上限周波数とインピーダンスを調整して、ツイーターにはそれに加えて
レベル調整も行っています。



実は210系クラウンは以前デモカーで実車を買ってパッケージ開発を行っていて、
その時にダッシュの純正スコーカーは使わない方が音質が良いという結果になっていましたが、
あれから何年かが経過しているので、今の技術だとひょっとしたらスコーカーをプラスした方が良いかも?
と、一度スコーカーも鳴らして3WAY化で実験してみたのですが、やはり2WAYの方が音質が滑らかで、
一度鳴らしたスコーカーをもう一度鳴らない様にして、音調整を終わりました。



ドア防振の効果で外に漏れる音が少なくなって、低音がアップしたので、3トーンをバスマイナス1で、
トレブルとミッドはセンターで最もバランスの取れた音になりました。



今回は実車を買って実験していたお車でしたが、全てのプレミアムサウンドの車を買って
実験する訳には行きませんが、可能な限りディスプレイオーディオやプラミアムサウンドの車を買って
実験して、その一方でオーディオレス車も買って実験しているので、
カーオーディオの多様化に対応するためにデモカーの費用というのはなかなか減らす事は出来ませんね。



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