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取付ブログ

新・お客様の質問にお答えして 第16話

2022-01-29
1月26日のクロスFMの『アーバン・ダスク』の中で、
サウンドピュアディオにパーソナリティーの栗田善太郎さんが来店された取材音源が、
19時30分ぐらいから放送されて、翌日からお客様から「あの放送は良かった!」とか、
「分かりやすかった!」というお声を沢山頂きました。



クロスFMさんとのお付き合いが始まったのは20年ぐらい前からで、
15年ぐらい前からはかなり本格的なお付き合いとなって、
ここ3年ぐらいはマークイズ福岡ももちのスタジオのネーミングライツスポンサーとなって、
サウンドピュアディオの音の良さは多くのパーソナリティーの方の知る所となっていましたが、
栗田善太郎さんにはまだ聴いて頂いていない状態が続いていました。



これまでも多くのパーソナリティーの方がデモカーを聴いてビックリ!というのはありましたが、
コイルの種類の多さが音造りの決め手という部分に今回はかなり感銘を受けられて、
番組の中でそこに深く触れられていたので、分かりやすかったと言われる方が多かったです。



実際にはコイルだけでなく、ベーシックパッケージ用のブラックボックスだけで現在これだけあって、
新しい車種でこれでもハマらない車種が出て来たら、新しい値を開発して追加します。



今回の放送を聞いて30年ぐらいお付き合いのあるお客様から、
「放送の中で市販のトレードインスピーカーは音に強いクセが付いているから使えないと言われていましたが、
元々ピュアコンはトレードインスピーカーの貧弱なネットワークを交換したら音が良くなるが売りで
スタートしたんじゃなかったのでは?」という質問を頂きました。



サウンドピュアディオ以外のカーオーディオ専門店やカー用品店は、
今回試聴に使ったホンダ純正のネジが1本で下に2カ所のひっかけがある様なスピーカーでは良い音は出ず、
フレームが立派でマグネットの大きなトレードインスピーカーに交換しないと良い音は出ないと
言われています。



確かに1993年頃の純正スピーカーは音が悪くて、スピーカーは交換して当たり前の状態でしたが、
1997年ぐらいから徐々にドアスピーカーがトレードインのミッドレベルに変わって来て、
その理由は自動車メーカーの付属品の保証期間が延びて来て、3年壊れないのはもちろんの事、
車検時の延長保証で5年間は何んともないスピーカーにする必要が自動車メーカーに出て来ました。



それでいてコストは限られるので、耐久性があって音の永年変化が少なくて、
ドアの中にあるから見た目にはコストをかけられないが純正スピーカーの標準になって来ました。



ただ純正スピーカーがトレードインのミッドレベルの音になって来ると
アフターパーツを作っている所は差別化が図れず、特定の目立たせたい音域を強くしたり、
特定のこもりやすい音域を下げたりと最初からクセを付けてユーザーの関心を引く様な手法を取って、
1999年から2000年にはピュアコンを付けて原音に近づけるという事が出来る
トレードインスピーカーは市販されなくなって来て、
これに強い危機感を感じて『オーディオボックス宇部店』と名乗っていた店名を
『サウンドピュアディオ宇部店』に変えて、2001年にベーシックパッケージの前身となる
ベーシックコースの販売を始めました。



発売当時は純正ミッド=音が悪いという常識が浸透していて、
かなり苦戦を強いられていましたが、JBLのミッドバスは国産のトレードインに比べて音が素直だったので、
輸入元のハーマンインターナショナルに
「100セット単位で仕入れるので、JBLのユニットの単品販売をさせて欲しい。」とお願いしましたが
一度断られて、それから数年後にサウンドピュアディオの考えを理解して頂いて、
純正ミッドで満足出来ない方にはJBLのミッドバスをお勧めしますというスタイルが出来ました。



でも純正ミッドでも十分満足して頂ける方が多くて、今回の栗田善太郎さんの取材でも
ホンダ純正16センチとATXー25でもメーカー純正のBOSEのプラミアムサウンド車よりも
音が良いと言われていました。



「BOSE車にベーシックパッケージを付けるとガラッと音が良くなりますよ。」と言ったら、
「もっと早く知っていたら良かった!」と残念そうでしたが、次の車の予定があって、
そちらの方にはベーシックのWパッケージを装着する方向で話をさせて頂いています。



考えてみたらピュアディオの販売スタイルは、ドアスピーカーが純正かJBLかピュアディオブランドの
3種類で・・



ツイーターはATXー25かATXー30または30J、
そしてJU60の実質的にミッド3種類とツイーター3種類の組み合わせで販売していますが、
目指している音がレコーディングスタジオや放送局のスタジオの音なので、
この組み合わせでも不足はしていませんし、逆にクセの強いスピーカーを持って来られて、
「これで良い音を・・」と言われても、一般的なカーオーディオのトレンドの音とは別な音造りなので、
互換性がありません。



特性が分かっているユニットを使ってもツイーターとミッドの距離で聴こえ方がちがうので、
何種類かのブラックボックスとコイルの組み合わせを変えて音決めを行って、
より生音・生声に近い音になる様な組み合わせを探しています。



前置きがかなり長くなりましたが、お客様からの質問の
「ピュアコンは元々トレードインスピーカーの音を良くするために作られた物ではないですか?」に
対するお答えは、「元々トレードインスピーカーのミッドで鳴っていた音のレベルは
今では純正スピーカーで出ていて、それに差を付けるために際どい音造りをして来た現在の
トレードインスピーカーでは、本来の音楽に近い音は出せない。」というのがサウンドピュアディオの
結論です。



ラジオの影響もあって今日の福岡店は店内デモカーを外に出して代車として使用していて、
今は宇部店にいますが、明日は福岡店に移動して、午前に1台と午後に1台の、合わせて2台の音調整を
行います。



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