取付ブログ
日産ノート スピーカの音質アップ
2022-03-18
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、日産のノートです。
パナソニックのストラーダのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
以前サウンドピュアディオでは3台の日産ノートの代車があって、
今は白いノートはお客様に販売してありませんが、宇部店と福岡店に1台づつ代車としてあります。
今回の黒いノートは仕事用の営業車ですが、代車のノートを借りられた時に、
あまりに音と静粛性が違うという事で、出張で車を使わない時に預けて頂いて作業を行いました。
まずドアの内張を外して、白い吸音フェルトを一度外して、セメントコーティングの施工を行いました。
ドアの防水シートは一度剥がして、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを鉢合わせて、
内張を組み付けたらドアの作業は完了です。
ダッシュの上にはピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
グローブボックス下にMDF板を敷いた上に、
この年式のノート専用のピュアコンを取り付けたら作業は完了です。
入庫した時はドア防振がされていないので外に音が漏れてパワー感に乏しかったので、
バスとミッドを上げられていたのですが、車内に音がしっかり入って来る様になって
パワーが上がった様な感じになり、逆に下げるぐらいのパワーバランスになりました。
防振以外では純正スピーカーにツイーターを加えただけですが、
これが一般的なチューンナップツイーターやトレードインスピーカーとどう違うかと言うと、
まずツイーターはレコーディングスタジオ用のツイーターの構造を参考にして、
それをカー用のサイズとインピーダンスに合わせた物を特注で作ってもらって、
音がこもっていてかったるい純正のドアスピーカーは、
こもっている周波数帯をピュアコンでカットして中低音のみにして、
更にピュアコンのインピーダンスの操作で軽い響きに重みを持たせて、
極めつけはそれまで無駄に漏れていた低音を防振で車内に向く様にして、
余分な残響音も消えるので純正のドアスピーカーでも良い音になります。
ただ最近再び増えて来ているのが、音が良くなるからと量販店で大手メーカーの
トレードインスピーカーを買われて、これにピュアコンを付けて音を良くして欲しいという話がありますが、
トレードインスピーカーはパワードのウーファーを売りたいがために音を絞り込んでいたり、
こもりやすい周波数をあらかじめ弱くしていたり、逆に女性ボーカルの音域を意図的に強くしてあったりと、
小細工が過ぎるので、これにピュアコンを入れて元の音楽に近い音にというのが無理なので、
かったるい純正スピーカーを使った方が本来の音楽に近くなるというのがサウンドピュアディオの考えです。
マイカーに比べて極端に音質も静粛性も違っていたのが、
ベーシックのトリプルパッツケージを取り付ける事でかなり快適になりました。