取付ブログ
N‐WGNカスタム カーオーディオの音質アップ その1
2022-04-01
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、シトロエンの前に止まっているもう一台の、
ホンダのNボックス・カスタムです。
オーディオレスの状態で入庫となって、フロント2WAYのシステムと、ドアの防振作業を行っています。
まずは基本のドアの防振からで、フロントとリアのドアの内張を外します。
オーディオレス車はリアスピーカーの付いていないのでここはそのまま鳴らさないのですが、
リアドアはフロントに座った人の耳には意外とリアドアのロードノイズは気になる部分なので、
今回はしっかりとリアドアも防振を行います。
まずは前後のドアの防水シートを剥がして、外板裏の響きを確かめて、
低い響きの場所には防振マットを貼って、カーン!という高い響きの中心には防振メタルを貼って、
トータルでドア全体の響きを抑えています。
その後に前後のドアのサービスホールに金属シートを少しづつ重ねて貼って、
間に強い張を作って防振を行います。
重ね貼りを行うと切り口が増えて、将来的に剥がれが起こってはいけないので、
切り口全てにシリコンを塗りこんで剥がれ防止を行っています。
お客様はリアのハッチの防振も希望されていますが、内張が薄くてセメントコーティングが出来ないので、
ハッチの外板側にベーシック防振を行って静粛性を上げる事にしました。
最近の傾向として車を長く乗るので防振は広範囲にしておきたいといわれるご要望が多くて、
毎日防振作業に追われています。
その続きの作業はその2でお届けいたします。