取付ブログ
デリカⅮ5 カーオーディオの音質アップ その2
2022-04-20
今日ご紹介する1台は、福岡店に長期にお預かりしているお車のデリカⅮ5です。
福岡店は火曜・水曜の週休2日ですが、火曜日に福岡店にお預かりの車両がある場合は、
休みでも自分は必ず福岡店に移動して作業を確認する様にしています。
社員だと休みの日に仕事をしてはいけないのですが、経営者は働き方改革の対象外なので出て来ても
全く問題はありません。
作業は外板裏のベーシック防振の貼り位置の確認で、指ではじきながら音の響きの周波数と中心を見つけて、
防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
防振メタルはカーン!という高い響きの中心に貼って、
防振マットは低音か中音よりの低音かで貼る材質を変えています。
工場装着の防振材と合わせてトータルでドアの響きを静めます。
あまり沢山の防振材を貼っていないのは、貼り過ぎるとスピーカーの音が詰まってしまって、
音楽的につまらない音になってしまうので、必要以上の量は貼らない様にしています。
リアのスライドドアはかなり構造が入り組んでいて、フロント以上に細かなノウハウが必要になります。
日曜の夕方の時点ではツルツルの内張裏に粗目を付けてセメントコーティングが剥がれない様に
下地を作っていたところから・・
月曜日に塗り込んで、昨日はもう乾燥していました。
フロントドア2枚に・・
リアのスライドドア2枚に・・
ハッチ裏1枚と・・
左右のAピラーの内張裏にもセメントコーティングの施工を行いました。
デリカⅮ5のお客様はもう5台ぐらいお付き合い頂いていて、
長く落ち気合のあるお客様ほど防振の効果を実感しておられて、広い範囲の防振作業を希望されます。
フロントドアはZSP-LTD15を取り付けるので、サービスホールに金属シートを貼る防振を行っていて、
方ドア3層のフル防振にしてあります。
インパネ周りはまだバラバラの状態で、これより後の作業はその3でお届け致します。