取付ブログ
レクサスLS カーオーディオの音質アップ
2022-04-22
今日ご紹介する1台は、水曜日と木曜日の宇部店の作業から、当社のデモカーのレクサスのLSです。
レクサス純正のナビオーディオを活かして、
一度JU60を使ったプレミアムベーシックパッケージの状態で改正させていました。
純正の中高音を鳴らすコアキシャルスピーカーが少し内側に入っているためにステレオ感が乏しくて、
両サイドに高性能なJU60ツイーターを取り付ける事で音の広がりと輪郭が大きく変わりました。
またセンタースピーカーのレベルが高く、ほとんどモノラル音が目の前から聴こえる状態を、
JU60のステレオ効果でセンターの音は絞った方がバランスが良くなり、
アッテネーター回路を入れてフロント7スピーカーのトータルのバランスを取りました。
これで一度は完成していたのですが、プレミアムベーシックとしては出来が良いものの、
その直前まで乗っていたBMW7シリーズは、ドアのスピーカー交換してあって、
パワーアンプとイコライザーが入っていて、どうしてもそれと比べてしまうと物足りなく感じてしまいます。
そこで水曜日に3人がかりで、木曜日は2人がかりで一気に作業を進めて、
7シリーズの時と同じレベルまでのシステムまで組み上げました。
まあ組み上げたと言っても仮設で4CHのパワーアンプと、
ピュアディオチューンのデジタルプロセッサーと、
今回はフロントの低音と中高音をミックスするコンバーターを入れて、
それも一度バラバラにしてハンダ付けをやり直せる所は全てやり直して、
更にコンデンサも換えれる所は全て換えてのスペシャルバージョンで、フルレンジの信号を作り出しました。
ドアのスピーカーは18センチウーファーから
ピュアディオブランドのZSP-LTD15に換えて下限100ヘルツまでの中音域を鳴らして、
純正のコアキシャルは鳴らなくしてJU60とでフロント2WAYでピュアコンを通して駆動しています。
100ヘルツ以下はリアトレイの純正ウーファーで鳴らしていて、
ピュアディオチューンのデジタルプロセッサー経由でチャンネルディバイダーとイコライザーが
かかっています。
リアドアの純正スピーカーは鳴らさなくていいかなと思ったのですが、
ここが鳴っていないとバランスが悪いので、少しレベルを下げて鳴らして、
センタースピーカーがアッテネータ回路経由でナカミチアンプで5スピーカー鳴らして、
純正アンプで3スピーカー鳴らす8スピーカーの超プレミアムサウンド車に変わりました。
車自体の調整機能は3トーンをフラットにして、
サラウンドオフでALSを使うか使わないか何度も入り切りを行って・・
最終的には31バンドのイコライザーで音を調整して、
ノーマルのレクサスLSでは絶対に表現出来ない音を再生させています。
後はピュアコンを専用設計の物を作って細かく音を追い込んで、
トランク周りを綺麗に造作したら出来上がりです。
このクラスの輸入車は全てディスプレイオーディオでCDもDVDも再生出来なくなっていますが、
レクサスLSの魅力はブルーレイディスクも再生出来る所で、
市販のディスク以外の自宅で作ったブルーレイも再生出来て、
それがエアサス付きのラージセダンで可能になって、まさに夢のカーオーディオシステムとなっています。