取付ブログ
Nボックス・カスタム カーオーディオの音質アップ その3
2022-05-20
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、ホンダのNボックス・カスタムです。
2DINスペースにナカミチのCD-500PPとカロッツェリアの1DINタイプのサイバーナビを
取り付けました。
このCD-500はアメリカ輸出用にピュアディオで独自に手を入れて、
ピュアディオ・プレミアムバージョンという事でPPと名付けています。
フル防振の施工を行ったドアにはアウターバッフルを製作して、金属リングで繋いだ後に
内側をセメントコーティングで固めました。
バッフルにはピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けて、このユニットは2台前のお車から
移設し続けられてお使いです。
スピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級ケーブルのPMBを使っています。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、
JU60を取り付けて、ピュアディオ推奨のフロント2WAYシステムとしています。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、
その上に合計10ピース構成のピュアコンを取り付けて、かなり広い範囲での音のコントロールをしています。
比重の高いMDF板と書いたのは、当社の真似をして価格の安い薄くて比重の低いMDF板を
使用している店があったからです。
ドアの防振の他には後部座席下のフロア防振と・・
運転席と助手席下と足元のフロア防振を行って、当社のデモカーのNボックス・カスタム同様の
静粛性にしてあります。
全ての施工が終わって音が鳴る様になったら、最初にCD-500PPで音を確認して、
それからサイバーナビを立ち上げて音調整を行いました。
ツイーター位置とミッドの位置がNボックスはかなり離れているので、
ミッド用のコイルの巻き数はかなり少な目で上限周波数を伸ばして、
ツイーターの下限周波数はやや下に伸ばして、それでマッチングを取って、
コンパクトな車内で上質な音楽が聴けるフロントのハイエンド2WAYシステムが完成しました。
追伸
当社で同じ方式のNボックス・カスタムを買って実走行を行って、ノイズの進入位置と周波数を確認して、
それから防振材の貼り位置を決めているので、結果に対しては安心して作業に預けて頂けました。