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取付ブログ

トヨタ・ハイエース カーオーディオの音質アップ

2022-05-27
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、トヨタのハイエース・バンです。



以前乗られていたお車からカロッツェリアの楽ナビを移設して取り付けて、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工と、ドアスピーカーの交換のトリプルパッケージの作業を行いました。



ますはドアの内張とインナーパネルを外して、外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



ドアの16センチスピーカーは取り外して、JBLのGX600Cの16・5センチミッドのみを
取り付けます。



付属の19ミリのツイーターは音域が狭いので、25ミリサイズのピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを使って薄い音域が出来ない様にしています。



そうはいってもハイエースのドアスピーカーはかなり下の方にあって、
ミッドからの上限周波数が弱く聴こえるので、かなり工夫が必要です。



グローブボックス下に取り付けたピュアコンは、ツイーターは下限周波数が伸びているブラックボックスと、
ミッドの上限周波数を決めるコイルは巻き数の少ない物を選んで、
白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物を使用します。



この白いボビンは特別な材質を使っていて、硬さと柔らかさが絶妙な素材で、
大手メーカーが使っている硬いアクリルの透明な物では音が不自然になるので、あえてこの材質で、
更に機械巻を避けて手作業で巻いているというのが高音質の決め手です。



ツイーターの周波数幅とレベルとインピーダンスを決めるブラックボックスは、
伸びないミッドからの中音の上の方をカバーするためにレンジの広い物を選びながらも、
広すぎて音が荒くならない様に、何度もあれこれと付け替えて、
最も生音・生声に近くなる組み合わせを探しました。



楽ナビのイコライザーも同時に動かして、中高音は全てフラットで鳴らして、低音域は少し出過ぎだったので、
2カ所1クリックづつ下げて、ここが一番自然な音だと感じたので調整を終了させました。



システム的にはシンプルな構造ですが、音のチューニングにはかなりの時間をかけて、
ツイーターとミッドの距離差があるレイアウトの弱点を、見事にカバーしています。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
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