取付ブログ
トヨタ・ヤリス スピーカーの音質アップ
2022-05-29
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、トヨタのヤリスです。
トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
会社の営業車に使わない日に短時間で取り付けて欲しいというご要望で、1日以内で取付を行いました。
当社にデモカーのヤリスがあるから短時間で作業は終わるでしょうとお預かりして、
作業はスイスイと進んだのですが、ディスプレイオーディオの種類が違うので、
微妙にプリ部やパワー部の特性が違っていて、同じ車種ながら微妙なチューニングが必要でした。
ツイーターは同じ場所に同じピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、
当社の車両はピラー根元に純正ツイーターが付いていましたが、
ここは使わないのでツイーターレスの車でも全く問題はありません。
グローブボックス下のピュアコンは本体の特性に合わせて微妙に値を変えています。
現行のヤリスやアクアはスピーカーグリルの形が特殊で、
ドアスピーカーの上限周波数の決定にはかなり気を使っており、
それにプラスして本体の特性の違いに合わせてピュアコンの値出しを慎重に行っています。
聴き慣れたFM山口のパーソナリティーの声も、値を選んでいるうちに徐々に本人の声に近くなって来て・・
今回は防振作業は行っていませんが、フルレンジで車輛アンプからダイレクトに繋がっていた
ドアスピーカーをピュアコンを通す事で、高音域をカットしてインピーダンスを少し上げているので、
低音の量が増して聴こえるので、3トーンのバスを1クリック下げてバランスを取りました。
車速連動ボリュームのALSはなるべくかけない方が音が滑らかなのでオフにして、
後はお客様に選んで頂く事にしました。
ベーシックのシングルパッケージですが、ノーマルの営業車からしたらかなり音が改善されているので、
これで快適に効率よく仕事が出来るでしょう。
追伸
ここのところ当社にデモカーがある車の入庫が2台続きました。