取付ブログ
トヨタ86 カーオーディオの音質アップ
2022-07-03
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業からトヨタの86です。
カロッツェリアのサイバーナビを使用したフルシステムのお車の、サブウーファーを交換作業を行って、
サウンドセッティングをやり直しました。
これまで使っていた30センチのナカミチ製のウーファーはエンクロージャーごと取り外して・・
新しく25センチサイズのエンクロージャーを製作して、ピュアディオブランドの25センチウーファーを
取り付けました。
リアにはピュアディオチューンのチャンネルディバイダーでフロントから送られて来たRCAの信号を
フロント用の中高音と、ウーファー用の低音に分離して、ナカミチの100PAに送って増幅しています。
フロントのドアは方ドア3層のフル防振を行った後にアウターバッフルを製作して、
ナカミチの13センチのミッドスピーカーを取り付けています。
13センチのドアスピーカーに対しては25センチのウーファーがちょうどつながりが良くて、
30センチだと少し間が空いてドンシャリ的な鳴り方になってしまう所を、
ピュアコンとイコライザーとチェンネルディバイダーを駆使して何とかフラットに近い状態を保っていました。
ツイーターはATXー30Jでレンジの広い物を使用して、ダッシュの上から中音域に近い周波数まで
再生しています。
純正の内側に寄ったツイーター位置ではボーカルが正面で聴けてもモノラルぽい鳴り方だったのを、
レンジの広いツイーターを両端に取り付けて、ステレオ効果でスピーカーとスピーカーの間の何もない部分で
音が浮いて聴こえる様に改善されています。
そのステレオ効果を得るためにはグローブボックス下のピュアコンを適切な値を選んで取り付けて、
音の音楽の音色に合う様にセッティングすると、不思議と音像も浮いて来ます。
またブラックボックス4連のピュアコンとリアのチャンネルディバイダーの効果で、
フロントとウーファーの音のつながりもどこで繋がっているか境目が分からない様にセッティンしていて、
車全体で3WAYのスピーカーとして音を表現しています。
自分の調整用のCDとFMラジオと、お客様が聴かれている音源で音調整を行って、
サイバーナビに入っていたDVDは自分も持っているディスクだったので、
自分の車のフルシステムではこう聴こえていたと調整を行っていました。
ピュアコンの値とイコライザーを駆使して、この組み合わせで最も生音・生声に近いパターンに
合わせながらも、ややコンサートホールのPA的な鳴らし方にしてセッティングを終了しました。
残念な事に納車を前にして福岡店から帰らないと行けなくて、
以前の取付で確かPA的な鳴り方の方が良かった様な印象を持っているので、
これで気に入って頂けると思って福岡店を後にしました。
その後福岡店のピットには赤い86が入庫して、一時86が2台並んで作業をしているという状態でした。