取付ブログ
Nボックス・カスタム スピーカーの音質アップ
2022-08-29
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、ホンダのNボックスカスタムです。
ホンダ純正ギャザーズの大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
ドア下部の16センチスピーカーを活かして、上部の純正ツイーターは鳴らなくして、
ダッシュの上にピュアディオブランドのATXー25ツイーターを付けるベーシックパッケージは定番で、
当社でデモカーを持っているので、安心してお任せ頂けるパッケージとなっています。
ピュアコンもドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルは巻きが少ないので、
白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルも音が良いと好評です。
しかしそんな定番のパッケージも今回は簡単には行かず、
まずドアスピーカーがアップグレードの黄色いコーンで真ん中に金属のロケットが付いているタイプで、
かなり上の方まで周波数が伸びていて、低音はタイトで純正の黒い16センチとは全く特性が違います。
それにプラスしてドアの中にホンダ純正のデッドニング施工がしてあり、まずは使えない部分は剥がして、
使える部分は当社の防振材と合わせて使う事にしました。
白い防振材はホンダ純正で、黒と銀のマットは当社が後から加えた物です。
ピュアコンのブラックボックスとコイルも一から探り出して、何十マイクロから何百マイクロまで探って、
ある程度目星が付いてから5マイクロ刻み・1マイクロ刻みとピークポイントを探して追い込んで行きます。
オプションのグレードアップキットを使った仕様様に、
かなり大きな巻きのコイルを使って新たなパッケージを開発しました。
ピュアコンの音がまとまったらナビのイコライザー調整を行って、
あれこれと生音に近い組み合わせを探して、写真では2カ所1クリックづつ動いていますが、
最終的には1カ所1クリックでメモリーして、調整を終了しました。
Nボックスはデモカーがあるからと安心していましたが、ベースを知り尽くしているからこその、
アップバージョンに対しての素早い対応でした。