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プジョー2008 カーオーディオの音質アップ その2
2022-09-19
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、プジョーの2008です。
ディスプレイオーディオ付きのお車にフルシステムの取付の後編です。
ドアの内張裏のセメントコーティングが終わって、
スピーカーグリルを切り取ってアウター・スラント化の準備をします。
アウターバッフルを製作してドアに組み付けて、ドアとサービスホールを金属リングで繋いで、
表面をセメントコーティングを行って、剛性をアップさせています。
またスピーカー裏の背圧を散らす役目も持っていて、ここは高音質のツボとなっています。
そしてピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けたら、ドアの作業は完了です。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、
ピュアディオ推奨のハイエンド2WAYシステムが完成しました。
リアのラゲッジには25センチサイズのエンクロージャーを組み込んで、
ピュアディオブランドのウーファーと、ナカミチのパワーアンプとピュアディオチューンのイコライザーと
チャンネルディバイダーが付いていて、完全なフルシステムとなりました。
一般的なカーオーディオ専門店はアンプやイコライザーカッコよく付けるというのが常識ですが、
ふたをすれば見えなくなるので、RCAケーブルに最も負担が少ない状態で配列しているので、
音質を最大限に重視したらこの配列になりました。
ちょうどこの作業を行っている時に他で取り付けた車の手直しをしていたら、
見た目はカッコいいのに音が窮屈で、伸び伸びと鳴っている感じがしないので、
トランクを開けて見た目で満足させるのか、ボードで塞いでもう見る事は無いので最大限音にこだわるのかで、
当店は後者を選んでいます。
そして今回取付にかなり時間を要したのが、助手席のグローブボックスのフタを外して、
ナカミチのカセットデッキと、カロッツェリアの1DINのサイバーナビが取り付けてあります。
昔からコレクションしていたカセットテープが沢山あって、その音を最大限に引き出したいという事で、
1000TDという限定モデルが付けてあります。
2008のスピーカー位置は国産の同クラスの車に比べると上の方に付いているので、
ピュアコンのミッドの上限周波数をのコイルは巻きの多い物が必要で、
棚のコイルでは適合が見つからなかったので、ワンオフで2008専用の物を巻きました。
ディスプレイオーディオとサイバーナビと1000TDの3ヘッドで、
ナビの音声ガイドはディスプレイオーディオ裏にスピーカーを取り付けて、
音楽とガイド音声は完全に分離して、プジョー2008で今考えられる最高のシステムに仕上がりました。