取付ブログ
スバルWRX・S4 カーオーディオの音質アップ
2022-10-09
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車からスバルのWRX・S4です。
スバル純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、フロント2WAYのスピーカーの取付を
行いました。
フロントドアには片側3層のフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、
ピュアディオ推奨のハイエンドの2WAYシステムとなりました。
スピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級のPMBケーブルを使用して、
純正のナビの内蔵アンプの音を最大限に活かしています。
ピュアコンは合計10ピースのフルバージョンで、一見ゴチャゴチャして見える配線も、
これとこれは近づけてよいけど、これとこれは近づけてはいけないという決まりの元に付けられています。
純正バッテリーはボッシュのハイテックシルバーに交換して、全てが整ったところで音調整に入ります。
まずはパイオニア製のナビの調整画面に入って、タイムアライメントを全てゼロにします。
量販店に行くと『タイムアライメントを使って高音質!』というポップを見かけますが、
これは大きな間違いで、音のステージを造作する替わりに音色が本来の音とはズレてしまうという
デメリットがあります。
以前ラジオ局のスタジオで、「今のカーオーディオの考えは間違っている!」とあるボーカリストさんから
苦言を頂いた事がありますが、それは自分だけはタイムアライメントとは無関係な所でビジネスをしていると
知らない方で、その時お会いしたのが初めてでしたが、その辺りを分かっている方で、
自分がカロッツェリアのX店にも、ダイアトーンのクラブダイアトーンにも入っていない事をご存じなくて、
逆にボーカリストの本音の話が聞けて良かったと思っています。
ちなみに当社のデモカーを聴いて下さいと2回お願いしましたが、自分は聴く気が無いと断られました。
聴いてみれば大手メーカーが聴かせたデモカーと明らかに違うという事が分かったのですが・・
ちょっと話がそれてしまいましたが、以前WRX・S4のデモカーを持っていたので
その時のピュアコンの値を入れて、システム構成が若干違うのでピュアコンのパーツを少し変えて
音を追い込みました。
最後の最後にイコライザーで音を整えて、聴感上のフラットで聴こえる様になって、音調整を終了しました。
フロント2WAYで内蔵アンプのシステムですが、極限まで生音・生声に近い構成とセッティングで、
サブウーファー音域の近くまで低音が再生出来るシステムが完成しました。