取付ブログ
アウディA4アバント スピーカーの音質アップ
2022-10-14
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、アウディA4アバントです。
全車異形パネルの専用ディスプレイオーディオ付きのお車で、ベーシックパッケージの取付を行いました。
入庫した時はトーンコントロールのバスとトレブルがほぼいっぱいまで上がっていて、
音に不満があるというのが分かりましたが、ベーシックパッケージはツイーターを取り付けるだけなのに
低音域も改善出来るの?と不思議に思われる方が多くありますが、
ピュアコンを通す事で純正のドアスピーカーの特性を改善するので、低音域も良くなり、
トータルで全体の音域を均等に出そうとするので、どこかを上げて目立たせようとすると引っ込んでいる所が
更に足らなく聴こえて、結局バスもトレブルも上げても満足出来ないという状態になります。
基本的なオーディオ構成は以前あったQ5のデモカーと同じですが、
マイナーチェンジでディスプレイオーディオとなり、グローブボックス内のプレイヤーが無くなっています。
フロントスピーカーは2WAYで、ドアに18センチの丸形スピーカーに・・
ダッシュのツイーターは先端に上向きに付いています。
純正ツイーターは鳴らなくして、ダッシュの端にピュアディオブランドのATXー25ツイーターを
取り付けて、ガラスの反射の無いストレートな高音を再生させます。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上に4ピース構成のピュアコンを取り付けて、
ドアスピーカーはVWの16センチよりも低音は出るものの、
ツイーターの手前の音域が出にくいのでツイーターの音域を広げてバランスを取っています。
またアウディやVWは後付けのパッシブネットワークを付けた場合はポップノイズが入るので、
ノイズ防止のパーツも取り付けています。
CDプレイヤーが無いのでスマートフォンとFMラジオを使って音調整を行いましたが、
プレイヤーが無いだけで当社のデモカーだっただったQ5と基本的には同じだったので、
同じ様な特性で再生する事が出来ました。
お客様もこれまでアウディのデモカーを3世代に渡って用意しているという事で安心して
作業に預けて頂いていて、音質だけでなくポップノイズの防止という意味でもデモカーのあるお店として
ユーザーの強い味方となり、トーンコントロールがほぼセンターでも不思議と音楽が
しっかりと体感出来る様になりました。
この現象はお客様は不思議に思われていましたが、ピュアコンを使う事で音の交通整理が上手く行って、
渋滞の無いスムーズな状態とでも言いましょうか、同じ音域が違う方向からぶつかって、
キャンセル気味になって薄くなる事を防いでいるので、ピュアコンの効果は絶大となります。
お客様に音の仕上げには大変満足して頂けましたが、お店を出るが出るまで
「あれだけ上げても足りなく感じていたのに・・」と、ピュアコンの効果を不思議に思われていました。