取付ブログ
新型エクストレイルのノイズ対策
2022-10-21
先日完成した日産の新型エクストレイルは、フルシステムの取付だったために
アンプにモーターのノイズが乗ってしまい、ノイズ対策で出庫出来ない状態になっていました。
福岡店で作業を行ったエクストレイルはベーシックパッケージと防振の作業でしたが、
それでも初めて車だったのでそうとい気を使ってテスト走行まで行ったのですが、
2台目が一気にフルシステムで、思わぬ所に盲点がありました。
既にデモカーで買っているキックスeパワーはフルシステムを取り付けていて、
これまで全く問題は無かったので少しは安心していましたが、過去のブログをご覧の方ならご存じでしょうが、
日産のeフォースに対応するためにアリアを買いたいと試乗をしていて、
注文したかったのに受注が停止となり、代わりの電気自動車としてeトロンを買ったつもりですが、
これまでに無いタイプの車でのフルシステムの取付の方が先に来ました。
ノイズ対策で一度組んだインパネをバラして・・
助手席の足元をバラしてとノイズの原因を探します。
そうは言っても昭和50年代から60年代はフルシステムを取り付ければ
かなりの確率でノイズが出ていた時代で、自分の息子世代はそんな時代を知らないので、
過去の経験からここをこうして、あそこをこうしてとアドバイスしていました。
ただ一度リアのシステムをバラバラにしてもノイズが止まらずに、
「なぜアリアかエクストレイルのデモカーを早く注文しておかなかったのか!」と後悔したけれど
もう後の祭りです。
結果として昭和50年代から60年代に使った技は今の車と構造が違うために全く合わず、
当時は無かったリアバッテリーというのが肝で、うちの次男が原因を見つけて対策を行いました。
まさに過去の経験が邪魔になるとはこういう事で、
父親よりも先に息子に原因を見つけられるとは立場がありません。
ノイズが消えた事でこれまで入れられなかったバージョンアップパーツも投入して、
再び音調整をやり直します。
このブログでは何度もこれから先はデモカーを何台も買って実験しないと
対応出来ない時代が来ると書いていましたが、本当にそんな時代が来ていて、
量販店は新しい方式の車は手を出さない方がいい時期に来ていると思います。