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取付ブログ

ロードスターRF BOSEサウンド車の音質アップ 後編

2022-11-20
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、マツダのロードスターRFです。



マツダコネクトのBOSEのプラミアムサウンド車に、JU60を使ったプレミアムベーシックの取付と、
ドアスピーカーの交換の作業の続きです。



ドア防振もスピーカーの取付も終わって、グローブボックス下にMDF板を敷いて、
その上に10ピース構成のピュアコンを取り付けて音を鳴らしました。



ロードスターのBOSEサウンドの音質は以前作業を行ったロードスターと変わっていて、
年式の違う車に付けたピュアコンの値はあてにならず、ブラックボックス4連は全て新設計の物を作りました。



ロードスターのドアスピーカーの位置はリスナーの耳位置からかなり近く、
中音域の濃いZSP-LTD15ではかなり強く聴こえて、
それを巻き数の多いコイルで抑えていたのですが・・



途中で発想変えて、ミッドの上限周波数が抑えてあるZSP-MIDを使ってみてはどうだろうと、
一度内張を外してユニット交換を行いました。



このモデルは現在は発売しないと言いながら、
以前からお使いの方のスペアのユニットとして予備で持っていて、
普段はしないインナー取付で鳴らしてみました。



これでキャンキャンなっていた中音はゆったりと艶が出て来て、
マツダコネクトのセッティング画面でバストレブルとフェダーなどを調整して更に音を追い込みました。



下の方にBOSEオーディオパイロットという項目があって、
これはセッティングが煮詰まって無い時はオンの方が音が良く聴こえて、
煮詰まって来れば来るほどオフにした方が自然に聴こえて、最終的にはオフで調整を終了させました。



ピット内でACCで音を追い込んだ後はピットからリアを出してエンジンをかけて音調整を行って、
エンジン音が加わるほど少し勢いを付けた音にセッティングします。



自分の調整用のCDの他にお客様のUSBメモリーの音源も聴いて調整していて、
その中に自分は実際にお会いして生の声を知っている女性ボーカリストが2人おられて、
これが本人の声を知っているとなかなか妥協出来ず、何度もピュアコンの値を変えて限界点を探しました。



調整だけで5時間かけて、ブラックボックスは作り直した物を何度も交換して音を追い込んで行って、
新しい年式のBOSEサウンド車専用のブラックボックス4連を製作しました。



最近のプレミアムサウンド車は年式で車輛アンプの特性が違う事があるので、
その年式に合わせてワンオフ的にパッケージを作る必要があるのでかなり大変で、
特に今回の様にインピーダンスが特殊な場合はDSPを追加してもインピーダンスは全く変わらないので、
サウンドピュアディオのインピーダンス変換技術が必要となります。



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