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取付ブログ

お客様の質問にお答えして 第34話

2022-12-12
新・お客様の質問にお答えしてのシリーズは、前作の20話手前の終了と変わって、
もう34話までやって来ました。



土日に多くのお客様とお話する機会があって、そこで出た質問をここで2つ紹介させて頂きます。



まず一つは以前10月10日の開業40周年の記念日に、通常の音楽や放送関係の行事があまりに多くて、
記念事業が出来なかったので、3カ月ちょっと遅れて記念事業を行いますと書き込んだのですが、
「詳しく教えてもらえませんか?」という問を多くの方から頂きました。



記念事業は創業の地の山口県に限定したもので、情報公開は今日の1週間後に大々的に発表しますので、
もう1週間お待ちください。



次に多かった質問はツイーターに関してのご質問で、
「ベーシックパッケージ用のATX-25ツイーターは1種類なのに、
なぜATXー30は複数モデルがあるのですか?」という事に関するお答えです。



元々ベーシックシリーズが生まれた2001年はまだJBL社が25ミリ外ドームの普及価格帯の
ツイーターを発売していて、これをピュアディオ向け専用ロットで生産してもらっていた時期があります。



その後JBL社の普及帯のツイーターは19ミリサイズとなり、音域は3割程度削られる形となり、
ピュアディオブランドのATX-25を発売してそのカテゴリーを補う事になりました。



ただ発売前から見た目がJBL社の方が豪華だったので、
それまでツイーターもミッド用も同じPSTケーブルを使用していたのを、
ツイーター音域専用のモデルを別に生産して、ATX-25の音質を更に向上させて、
総販売数700セットを越えるヒット商品になりました。



しかしその一方でシルバードームでプラス14700円というのを売りにしていた
アップバージョンが存在していて、ブラックとシルバーでほぼ販売数が同じで、
それぞれ500セット以上の販売数を誇っていて、
合わせると1100セット以上という考えられない台数が売れたヒットモデルでした。



そのJBLのシルバードームの代わりになる商品をというお客様の要望に応えたのが
ATX-30のシリーズです。



ただこのATX-30が同じ名前でありながら3種類もあるというややこしいモデルなので、
ここでその内容を詳しく書き込ませて頂きます。



当初発売されたATX-30はJU60とサイズを同じにして、ワイドスタンドにピッタリ入るというのを
売りにしていました。



JU60のマウントに入れて取り付ければ、後からJU60にアップする時にスタンドはそのままで、
ピュアコンを変えるだけというメリットをアピールして、シンプルスタンドでも使えますという
2通り使える優れ物という、これまでに無いカテゴリーというつもりで発売しました。



しかし実際にはシンプルスタンド20に対してワイドスタンド1ぐらいの割合で、
元もJU60の形状に合わせたためにハウジングがあるモデルに対しては見た目がちょっと?という声を
多く頂き・



ハウジング付きのATX-30Jというモデルを発売しました。



末尾のJの意味は、1990年代にB&Wがカー用の13センチミッドを発売していた事があって、
その時に初期モデルがホームオーディのハウジングをそのまま使用していて、
後でカー専用で別なタイプを作った時に末尾がJとなっていて、それでATX-30Jという名前にしました。



古い話ですが1980年代から1990年代にサウンドピュアディオの前身の
オーディオボックスはB&W製のカー用のユニットを日本で最も販売していて、
ホーム用の13センチユニットを車にもっと適した様にと改善を要求して、
日本向けモデルという意味でJが末尾に付いたという話もあって、
その改善には最も販売数を誇っていた当社の影響もあるという事で、Jの末尾には勢いを感じています。



ただし通常のATX-30をシンプルスタンドで使う事もあって、
実は見た目は同じでもATX-30はインピーダンス違いで2種類あって、
レクサスなどのインピーダンスが特殊なクルマには標準モデルの見た目のインピーダンスが特殊なモデルを
使用する事が多々あります。



ATX-30は当初限定モデルという位置づけでしたが、
いつの間にか合計3モデルも存在するレギュラーモデル的な存在になっていました。



以上先週末に複数のお客様から頂いたご質問にお答えいたしました。



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