取付ブログ
Nボックス・カスタム カーオーディオの音質アップ
2022-12-15
今日ご紹介する一台は、本日の宇部店の完成車から、ホンダのNボックス・カスタムです。
オーディオレス車で入庫となって、これまで持たれていたシステムの移設取り付けと、
ドア4枚の防震作業と、新たにアルパインのディスプレイオーディオの取り付けを行いました。
まずはフロントドアは片側3層のフル防振の施工を行って、
その後でアウタースラントのバッフルを製作して・・
2台前のお車から移設し続けているピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
ツイーターは1台前のお車から移設して来たJU60を、ダッシュにワイドスタンドを製作して
取り付けています。
リアのドアにはスピーカーは付いていませんが、
静粛性と断熱性をアップさせるために片側2層の防振施工がされています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、
アルパインのディスプレイオーディオにスマートフォンを接続して音を鳴らします。
ディスプレイオーディオからRCAのコアキシャルでデジタルアウトされた信号を、
ナカミチのCD-500PPにデジタル入力して、
中のDAコンバーターを通して音信号に変えて再生しています。
ナカミチのCDー500PPのPPはピュアディオ・プレミアムモデルの略で、
ナカミチの日本法人が無くなった後にUSAナカミチは残って、
マレーシアの工場で生産されいたCD-500はラジオがアメリカ仕様のために
88MHzから108MHzの20メガ幅で、日本仕様の76MHzから90MHzまでの
24メガ幅の物と違っていて、マレーシアからアメリカ仕様を日本に取り寄せて、
それから中のチューナーを入れ替えて日本仕様にして、そこまで中を開けて作業をするならと、
通常のオーディオ性能もアップさせたのがCD-500PPです。
アルパインのディスプレイオーディオ=CD-700系のデッキと組み合わせるのが定番でしたが、
初めてのCD-500系との組み合わせでした。
そして音調整はCD-500PPの3トーンはフラットで使用して、
グローブボックス下の10ピース構成のピュアコンのパーツの値をあれこれと変えて、
生音・生声に最も近くなるパターンを見つけて調整を終了しました。
オーディオとは無関係ですが、レーダー探知機がアニメのキャラクターが喋るモデルで、
こちらに無線機用の外部スピーカーを取り付けて、綺麗な声で聞こえる様に改善しました。
無線機用のスピーカーは普通はインピーダンスが8Ωなのですが、4Ωのモデルを3個買いだめしていて、
最初8Ωを取り付けて声が小さかったので、秘蔵の1品を取り出して来て取り付けたらバッチリ合いました。
ただその前に2個もナビの音声ガイド用に宇部店のピットに持って行かれて、
専務からは「こんな3個も買って無駄使いして!」と言われましたが、
そのめったに入手出来ない物を買いだめしていたからこそ、
お客様のナビガイドなどの音声が綺麗な音で聞ける様になっています。
そのスピーカーは下関の無線機屋さんも、福岡市の無線機屋さんでも前は有ったのに今は見当たらず、
早く専務から4Ωの無線機用のスピーカーをネットで探して買って返して欲しいです。