取付ブログ
新・お客様の質問にお答えして 第35話
2023-02-16
新・お客様の質問にお答えしては、以前月に3回も書き込んだ事があるのに、
今年になってからは初めての書き込みとなっています。
今日ご紹介するのは他のカーオーディオ専門店の防振とどう違うのか?とか、
他店の防振の方が優れているのではないか?という新規の方のご質問で、
実際にその話に出た専門店の防振写真があったのでここでご紹介します。
ピュアディオはピンポイント防振で響いていない部分は無理には貼らないという方針で、
それはドアが重たくなったり、無駄な材料代をお客様から頂かないという様にという事から、
前面にべたーと貼る防振はしていません。
重たくなる+無駄なコストに加えて、
ブチルゴムを大量に使うとそれ自身が振動して低音の量は増えるももの、本来の音楽の低音とは異なり、
非常にブーミーな音になるために他店防振はお客様に承認を頂いて剥がさせて頂きます。
剥がして行くのはけっこう時間がかかりますが、
他店から当店に替わられたという事で剥がす時の工賃は今のところサービスさせて頂いています。
厚い薄いをランダムに作って振動を通過させない様にしているのか、
密着性を上げるためなのか、何かで突いた跡がありますが、残念ながら全て剥がして努力は無駄となりました。
また内張にもブチルゴムとアルミのシートが張ってあって、
内張の様な柔らかい部分に更にそれよりも柔らかい材質を貼るともっとブーミーになってしまい、
マイナス効果以外の何物でもありません。
切り口から湿気が入って捲れかけていました。
全て剥がすと方ドアでこのぐらいの大きさになり、
ドアが重たくなった割には音楽にブーミーな音がプラスされて、
質の悪い低音が増えるだけなので一度素の状態に戻しました。
そこからマスキングを行って・・
内張側はセメントコーティングでカチッとした心地よい響きに変えました。
もう一つのご質問が他店ではアンプ付きイコライザーを推奨しているのに
何故ピュアディオでは勧めていないのかというご質問も頂きますが、
これも他店で付けられたイコライザーアンプですが、
音が悪いと当店に持ち込まれた時にはイコライザーがエラーで起点に戻っていて、
フラットの状態だったので全くイコライザーが効いていない状態でした。
しかし一度リセットしてもまたしばらくしたらエラーが起こったので、
結局取り外して車輛アンプからピュアコンを通して音質改善を行う事になりました。
こちらはまた別な店で取り付けられたイコライザーアンプですが、こちらもエラーで起点に戻ってしまい、
もうフラットでいいからピュアコンを通して音を良くするという話になったのですが、
車両のアンプの音を中のハイローコンバーターでプリレベルでダウンさせてからイコライジングを行って、
それからパワーアンプ部で元のスピーカーアウトレベルに戻すのですが、
内蔵のハイローコンバーターが単品に比べればチープで、
音の新鮮さが失われた後にイコライジングするのなら、
車両アンプをダイレクトにピュアコンに通した方が音が新鮮なために、
安直にイコライザーアンプを通すという事は考えていません。
サウンドピュアディオは一般的なカーオーディオのトレンドとは全く別な手法を取っているので、
まるで変わり者の様ですが、日本で唯一音楽業界や放送業界と関わって、
プロサウンド的な音を表現しているので、
こういうやり方が好きな方は他に代わる物が無いという存在になっています。