取付ブログ
BMW2シリーズ カーオーディオの音質アップ
2023-03-09
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、BMWの2シリーズ・グランツアラーです。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きで、ドアの上部に9センチのスピーカーに、
床下に16センチウーファーが埋まった2WAY構成のお車を、
JU60を使ったプレミアムベーシックパッケージの取付と、フロントのスピーカーの交換を行いました。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、ツイーターはJU60のブラックバージョンを取り付けました。
スコーカーは純正位置にピュアディオブランドのISP-91を取り付けて・・
床下のウーファーはJBLのP660Cのミッドバスに交換して、
この年式のBMWとしてはピュアディオ推奨ユニットとしては最上の組み合わせです。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、
ブラックボックス4連で合計11ピースのピュアコンを取り付けて、3WAYのスピーカーを制御しています。
まだ赤い電源ケーブルが残っていますが、撮影後にこれは取り外して、それから音調整に入りました。
ちなみにこのケーブルはイコライザー内蔵のパワーアンプが取り付けられていて、
それを取り外して、車両アンプのみでプレミアムベーシックを鳴らしました。
自分のCDの他にFMラジオやスマートフォンなどで音を確かめて、
最後にお客様の音楽DVDで音を確かめてから納車致しました。
イコライザーアンプが無くなったものの、
変換を繰り返して透明感が無くなっていたところからストレート感が出て来て、
11ピースのピュアコンで音を制御して、純正ナビのバス・トレブル・フェダーと組み合わせて
本来の音楽の音に近いサウンドにセッティング出来ました。
アンプ内蔵DSPは手軽にイコライジングがかけられますが、
純正アンプ⇒ハイローコンバーター部⇒イコライザー部⇒パワーアンプ部と
制御がややこしい割にはインピーダンスは全くコントロールされておらず、
同じ周波数レンジでもコイルとコンデンサの比率を変えてインピーダンスを調整すると
驚くほど音色が変わって、イコライジング以上にインピーダンスの制御が音色合わせには重要だという事が
実感出来た作業でした。