取付ブログ
カローラツーリング スピーカーの音質アップ
2023-03-24
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、トヨタのカローラツーリングです。
純正の大画面のディスプレイオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
これまで同じトヨタディーラーで車を買い替え続けておられて、
前の車まではディーラーで量販店で買ったシステムを載せ替えてもらっていたそうですが、
ディスプレイオーディオになってからは載せ替えが出来ないと断られたそうで、
ネットでカローラツーリングの取付を探したらピュアディオのホームページに辿り着いたそうで、
従来のシステムの移設はせずに、純正を活かしたベーシックのWパッケージを取り付けられる事になりました。
まずはドアの内張を外して、外板裏を指ではじいて、響きの中心を確かめてからマーキングをします。
マーキングには4種類の材質のどれを貼るか分かる様にして、
その場所の響きの周波数を抑えるのにピッタリな材質を選んで貼ります。
スピーカー裏は何も貼ってないので残響が残りますが、
かといって貼り過ぎると音が詰まって聴こえてしまうので、必要な量以上は貼りません。
合計8カ所の防振材を貼り付けたら16センチスピーカーとインナーパネルと内張りを組み付けて、
ドアの作業は完了です。
次にダッシュの純正ツイーターを鳴らなくして、
スタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて・・
グローブボックス下にMDF板を敷いて、
その上に4ピース構成のピュアコンを取り付けたらWパッケージの作業は完了です。
それからピュアコンの値を微調整して、
ディスプレイオーディオの調整機能を操作して音を追い込んで納車の準備に入ります。
現在はベーシックパッケージと言えども上級の取付と同じ、
コンデンサに多くの放熱クリップを付ける工程を追加していて、
ディスプレイオーディオで元の音をいかに最大限活かすかで、
細かな部分まで手間をかけて高音質を表現しています。
ピュアコンを取り付けた後のグローブボックス下のマットはお客様が想像されていたよりも出っ張りが無く、
逆に音質に関しては予想よりも良かったと喜んで頂けました。