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取付ブログ

ベンツGLA スピーカーの音質アップ 前編

2023-04-06
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、メルセデスベンツのGLAです。



メーターパネルから一体化で続いている、ディスプレイオーディオのお車で、
ベーシックパッケージの取付と、ドア4枚の防振作業を行っています。



Aクラスの派生モデルは現行ベンツのドアの上の方の10センチスピーカーではなくて、
まだドア下部の16センチスピーカーで、低音の量は出ていますが、
どこか回り込みやつられて響く成分などでハッキリと聴こえない音域があって、
音楽に精通しておられるお客様からしたら量よりは質を求められるために不満がある状態でした。



まずはドアの内張を外して、ドア一面が樹脂のインナーパネルで覆われていて、そこを指ではじいていって、
響く部分を探して金属マットを貼って響きを抑えて行きます。



硬くて響かない場所に貼っても無駄なので、場所を選んで形に合わせて切って貼って行き、
一枚で足らない部分は二重貼りして響きを抑えています。



これは金属シートだけで、ブチルゴムを含んでいるシートは一切使っておらず、
鈍い響きが残るブチルゴムを含んだ材質はここの場所には貼りません。



その辺りが音楽に精通した方が当店を選んで頂く理由にもなっています。



リアドアにも同じ様に防振して行き、音質と静粛性の他に、断熱性もアップします。



更に外した前後のドアの内張をセメントコーティングして、
音楽を聴く室内の下地の部分が出来上がっています。



前後のドアが4枚が片側2層の防振で、ノーマルよりも車室内の音が静かになっているので、
音楽を楽しむ空間として、長時間のドライブでも疲れない空間に進化します。



次にツイーター部分ではGLAはピラーの根元に横向きにユニットが付いていて、
指向性の良いゾーンから逸れた状態で音楽を聴いている様になっていました。



Aピラーを外して純正ツイーターを鳴らなくすると、
青いマルの部分に中低音域をカットする部品が見えました。



この部分の働きはピュアコンではブラックボックスの中の7割の部分を使って行っているので、
音の滑らかさや粒立ちなどはかなり改善されます。



それにプラスしてツイーター自体の質感も違うので、
ベーシックパッケージの音質改善が見た目以上になるというのはお分かり頂けるでしょう。



今日の時点ではここまでで、これより先は後編でお届け致します。



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