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取付ブログ

日産デイズ スピーカーの音質アップ

2023-04-20
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、日産のデイズです。



日産純正の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付を行いました。



先代のデイズはドアの中央部に16センチスピーカーが付いていましたが、
現行モデルではドア下部にスピーカーが移って、
中音が濃いけれど低音が弱いというユーザーからの声が多かったからではないかと思われます。



純正ツイーターはダッシュ先端からピラー根元に移動していて、
ガラスの反射は無くなったものの、指向性の向きがそれていて高音域が弱いので、
スタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを、
適切な仰角・振り角を付けて取り付けています。



純正ナビから取り出した音信号は、
ピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプで取り出して、
同じくフルレンジのPSTケーブルで純正の16センチスピーカーに行く配線に繋ぎ、
ダッシュのATX-25には高音域専用の赤みがかったPSTケーブルを繋いでいます。



ドアスピーカーの上限周波数とインピーダンスを決めるのは
純白のボビンに一から手巻きしているコイルで、輸入物の上質な空芯コイルをほどいて、
特注のボビンに巻き付けると、何故か音質がアップするから不思議です。



これはまだリハーサルの状態で、一度巻き数が決まったらもう一度強く巻き直して、
最高のQ値が得られる巻き方で、高音質を実現しています。



以前は0・8マイクロから10マイクロまでが手巻きだったのが、あまりに評判が良いので、
今は20マイクロまで一から井川が手巻きしてストックしています。



全ての結線が終わったら純正ナビのイコライザー調整とピュアコンの値合わせを行って、
これはパナソニックのストラーダの画面ですね。



ストラーダは最初にスピーカーにディレイが100センチづつかかっていて、
それを一度ゼロにしてから音調整に入ります。



ナビの中のサウンド設定には耳の錯覚を利用して、
音が良くなった様に感じさせる機能があるので、それらは全てオフにしてから、
シンプルな構成でも本当に生音・生声に近いサウンドに合わせてから納車させて頂いています。



デイズのお客様は先代モデルから現行型への買い替えで、
現行モデルになってクリアーさが足りなくなったという事で作業に預けていただき、
作業中は先代のデイズが代車でしたが、先代に比べて現行モデルの方がかなり低音が出ているのと、
足りなく感じていた中高音が純正に比べたら、ベーシックパッケージの装着でかなりクリアーになったと、
「先代モデルと現行モデルの両方の良い所がミックスされている。」と、お客様には大変喜んで頂きました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

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