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取付ブログ

JU60ブラックツイーターのセッティング

2023-05-07
今日ご紹介する2台は、連休に入る前に取付というか、交換させて頂いた、
JU60ツイーターからJU60ブラックツイーターへの交換の作業です。



タイトルが以前の『取付』ではなく『セッティング』となっているのは、ツイーターの交換時間に比べると、
ピュアコンの交換と音のセッティングに関する時間の方が多くかかっていて、
写真で見ただけでは交換してそれ用のピュアコンに変えただけと思われる方もあるので、
これまでよりは少し詳しく書き込まさせて頂きます。



まず1台目はトヨタのアクアで、前の前のお車からシステムを移設し続けられていて、
今回で3個目のツイーターでJU60のブラックとなりました。



ただミッドスピーカーだけはピュアディオブランドのZSP-MIDを15年ぐらいお使いで、
使い込んでいるZSPと新品のJU60を融合させるために時間をかけてセッティングを行いました。



もう1台はトヨタのライズで、こちらのお客様も3台前のお車からZSP-MIDを移設し続けておられます。



JU60ツイーターからJU60ブラックに交換してセッティングのやり直しです。



この車は前に掲載しなかったかな?と思ったら、
こちらはトヨタ純正のディスプレイオーディオ付きなので別なお車でした。



それとセッティングやり直しと言ってもブラックボックス4個は全て交換して、
交換しただけでなくその車のシステムやドアスピーカーの高さなどによってコイルと同時に交換するので、
合計6個を何回も交換して、最も生音・生声に近くなる組み合わせを探します。



なぜこれだけの交換が必要になるかというと、
最新版のツイーターアシストユニットは従来品よりもインピーダンスがボーカル音域に近い部分が
低く設定してあって、もう1個のメインユニットと組み合わせた時の合成インピーダンスを
特定の周波数で4Ωに近くするために、中のコイルとコンデンサの比率をコイルの比率を上げて、
インピーダンスをやや高くして、4連ボックスにした時に理想の動作をする様に設計してあります。



更にアシストユニットのパーツの係数を3桁で選べる様にして、
例えば197と198のユニットの違いでは約0・5%の違いながらこの差で音が変わったのが分かると
言われるお客様が多くおられます。



そういうお客様は音楽に精通されている方で、楽器の調律が分かる方が多く、
セッティングというよりもシステムの調律をしているという微細なレベルの音調整を行っています。



最後に音域別のレベル調整でイコライザーを動かしますが、その手前のインピーダンス調整は、
高すぎると音が重たく暗くなってしまい、低すぎると音が鋭く明るくて疲れてしまい、
それを普通はイコライザーで何とか誤魔化しているのですが、
ピュアディオのピュアコンを使ったレベルだけでなくインピーダンスも変えられる音調整は、
音色を正確に合わせるという、他店では出来ない調整方法で音を調律しています。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
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SOUNDPUREDIO 福岡店

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