取付ブログ
スズキ・クロスビー スピーカーの音質アップ その1
2023-06-19
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業からスズキのクロスビーです。
既存のお客様が当社のデモカーのクロスビーに乗られて購入を決められて、
スズキ純正の大画面ナビオーディオを装着された状態で入庫されました。
内装は当社のクロスビーのアウトドア的な撥水加工の物でなく、
ブラウンのメタリックの内装で、シートにはレザーを使っているゴージャス仕様のお車です。
少しの間純正の状態で乗られていて、純正の硬い音のツイーターが上を向いていて、
フィルターも小さなコンデンサ1個の状態から・・
ピュアコンを使って制御して、
ピュアディオブランドのATX-25を使ったベーシックパッケージの取付を行いました。
ベーシックパッケージなのでドアの16センチスピーカーはそのまま使用して、
ドアには当社のクロスビーと同じ方ドア3層のフル防振の施工を行いました。
まずは外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせて・・
サービスホールを金属シートで塞いで、切り口をシリコーンで塗る施工も行いました。
外した内張は表とコーティング剤が浸みてはいけない場所をマスキングして・・
ツルツルの表面に粗目を付ける下処理を行った後に、
意図的にランダムに厚い薄いを作りながらセメントコーティングを行いました。
いつもの事ですが、ひび割れしない様にたわみを持たせるつなぎの成分の化学変化で、
青白い材質が乾燥と同時に茶色っぽく変わって行きます。
クロスビーのお客様はデモカーの市場で車を気に入られて自分でも購入されたのですが、
音の違いと同じぐらい気になったのがアイドリングストップが度々かかる不快さで、
「試乗した時はスムーズに走っていたのに?」と不満に思われていたので、
オーディオの作業と同時にアイドリングストップキャンセラーを取り付けました。
そんな事もあって、当社のクロスビーと色も内装もナビの画面の大きさも違いますが、
当社の仕様と同じ様な快適仕様に仕上げて行きます。
今日のところはここまでで、後半の作業は『その2』でお届け致します。