本文へ移動

取付ブログ

スズキ・クロスビー スピーカーの音質アップ その2

2023-06-21
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、スズキのクロスビーです。



スズキ純正の大画面ナビオーディオを装着されたお車に、
ベーシックパッケージの取付と、フロントドアに片側3層のフル防振の作業の続きです。



純正ナビは中身はパナソニックのストラーダで、画面が当社のクロスビーが7インチで小さいものの、
調整項目は全く同じでした。



100センチのタイムディレイは全てゼロにして、エフェクト機能もオフにして、
素の音色にしてからピュアコンの値合わせとイコライザー調整を行います。



ツイーターが当社のクロスビーとサイズが違うので、ピュアコンのブラックボックスの値は違ってきます。



オプションのSSFを加えた6ピース構成のピュアコンは、
ATX-25を使ったクロスビーの取付では初めてなので、一から探り出します。



クロスビーのドアスピーカーの位置は、一般的なドア下部よりもグリル1個分上にあり、
ドアからの中音域が耳に入りやすいので上限を決めるコイルの巻き数は2倍以上が適正となり、
いつもの白いボビンにピンクのラベルの井川の手巻きコイルが使えないというか、
倍以上だと規格が変わってしまいます。



たまたまZSP-MID用の黒に下にベークライト板を敷いた物と同じ数値が出たので、
これを付けたらどうなるだろうと変えてみたら、意外と音質がアップして、「
これはうちのクロスビーよりも中音域が綺麗になった!」とビックリしました。



お客様からはもう1品オプションを付ける予算を頂いていましたが、
これならもう1品加えるよりもコイルのグレードを上げた方が音がクリアーになると、
この状態で納車する事にしました。



ピュアコンの値が決まってあれこれとイコライザーを動かして、
これが一番良い音と思ってもパターンをメモリーしたらやや音が抑圧されて、
メモリーした後で最も生音・生声に近くなるパターンを探ってから音調整を終了しました。



お客様のクロスビーの納車の時にはうちのクロスビーも帰って来ていて、2台並べて記念撮影を行いました。



ただうちのクロスビーにはまだベーシック用の普通のコイルしか付いておらず、
早く仕事の合間を見つけてZSP用のコイルに変えないと、
ドアからの中音域の透明感がお客様の方が優れていると、
乗る度に「お客様のクロスビーの方が良いな・・」と思ってしまいます。



ただこのコイルの交換はスズキの純正16センチスピーカーでクロスビー位置と同じ場所に限り、
おそらく同じぐらいの年式のソリオでも合いそうな気がします。



シンプルなベーシックパッケージからの発展形ですが、
意外と思わぬ所に音質をアップさせるツボがありました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
TOPへ戻る