取付ブログ
ダイハツ・トール スピーカー交換
2023-06-29
今日ご紹介する1台は、少し前の福岡店の作業から、ダイハツのトールです。
ダイハツ純正のトール専用のアルパインのビッグXを装着した状態で入庫となって、
3段階でスピーカーのステップアップを行いました。
まずはドアの2層の防振を行った後に、
ピュアディオブランドのATX-30Jツイーターを使ったベーシックパッケージの取付を行いました。
ミラー裏の純正ツイーターは使用しませんが、ドアの16センチスピーカーはそのまま使用して、
1年ぐらいこの状態で使用されていました。
次にドアのサービスホールを金属シートで塞ぐ防振を加えた上で、
アウター・スラントのバッフルを製作して、JBLのP560のミッドを取り付けていました。
この時点でピュアコンは白いボビンにピンクのラベルの一から手巻きのコイルを使用していて、
SSFというオプションも装着していました。
アウター化とJBLの13センチスピーカーに交換したのでコイルは巻きの多い物に交換して、
SSFは容量の大きい少し大きめの物に交換してバランスを取りました。
そして13センチスピーカーをJBLからピュアディオブランドのZSP-LTD15に交換して、
トールのシステムはフロイント2WAYの中の上的なシステムで完成しました。
ピュアコンはコイルの部分を赤い輸入物の巻きの多い物に交換して、
ベークライト板を下に敷いているスペシャルバージョンに交換しました。
イコライザーもベーシックからJBLのアウター用から、ZSPのアウター用へとその都度調整を行って、
今の状態で最も生音・生声に近い状態にセッティングしました。
ピュアコンという仕組みは、
取付条件やユニットを一部交換しただけでも値を変えて微調整が可能で、
コイルやコンデンサが交換出来ずに、スイッチで抵抗値のみを変えて
ツイーターレベルだけ動かす大手メーカーのパッシブネットワークとは、
明らかに違う音の表現で音楽を真に楽しめる状態に合わせて行きます。