取付ブログ
クロストレック カーオーディオの音質アップ その4
2023-08-03
今日ご紹介する1台は、宇部店の先日からの作業の続きで、スバルのクロストレックです。
アウター・スラントのバッフルが完成した所にピュアディオブランドのZSP-LTD15を
取り付けています。
元々はこんな感じのグリルからかなり変わりました。
ダッシュのワイドスタンドも完成して、JU60のブラックタイプを取り付けています。
ラゲッジの右サイドには25センチのエンクロージャーを組み込んで、
ピュアディオブランドの25センチウーファーを取り付けています。
このウーファーはベースモデルが存在していて、
ベースモデルとピュアディオモデルはマグネットの磁気が変えてあります。
普通は弱い磁気を強くして音質を上げると思われそうですが、
このモデルは磁気が強すぎてオーバークオリティーというか、
これ見よがしな音で鳴るために磁気が弱くしてあります。
工場から届いたモデルはそれでもまだ磁気が強くて、
あるリングをカットしてもう少し下げて、それでやっとスタジオ的な鳴り方に合わせています。
1980年代の終わり頃から1990年代の初頭は
まだスタジオ的な滑らかな音のカー用のスピーカーが存在していましたが、
いつからかこれ見よがしな音がどぎついスピーカーが増えて来て、
2000年代になったら販売したいスピーカーが無くなって来て、
それでピュアディオモデルを生産してもらう様になりました。
ZSPシリーズの13センチスピーカーも他よりは磁気が弱いというか、
適切に設定してあり、確かに弱いよりは強い方が良いのですが、
一定の数値を超えて来ると逆に派手で本来の音楽の音とは外れて来てしまいます。
そういう意味ではP社の青いバッテリーなどは、ピークホールド性能を上げ過ぎたために、
高性能ではあるけれども音が派手に聴こえるので、オーディオ向きとは言えないでしょう。
オーバースペックの話はこのぐらいにして、
デッキ周りは2DINの下段にナカミチのCD-700KKを取り付けて、
上段にアルパインのディスプレイオーディオを取り付けています。
グローブボックスの下には比重の高いMDF板を敷いて、
ブラックボックス4連のピュアコンを取り付けてフロント2WAYを鳴らしています。
リアにはナカミチのパワーアンプ2台とピュアディオチューンのデジタルプロセッサーが取り付けてあり、
運転席からタブレットでプロセッサーと通信してイコライザーとチャンネルディバイダーの値を変えています。
ブラックボックスが3個目で決まり、コイルが5個目で決まり、
イコライザーとチャンネルディバイダーの調整を行って、クロストレックの音調整は完了しました。
ただし音が決まってもまだラゲッジのアンプボードが完成していないので、そちらが出来次第完成となります。