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フォレスター カーオーディオの音質アップ その1
2023-08-27
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、スバルのフォレスターです。
スバル純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージとドアスピーカーの移設作業と、ドア4枚の防振施工を行っています。
もうおなじみの現行フォレスターのドアスピーカーは、縦に楕円のアメリカンサイズで設計されていながら、
国内モデルには楕円プレートに16センチの丸形が付いています。
サービスホールには吸音用のゴムが付いていて、外からのロードノイズの進入を防ごうとしています。
内張り裏には白い吸音フェルトが貼ってありますが、これらだけでは不十分なのと、
スピーカーの周りに余分な音が付帯するのを防ぐために防振作業を行います。
リアドアにもサービスホールに吸音ゴムが付いていて、こちらのスピーカーは最初から丸形16センチです。
リアにも吸音フェルトが貼ってあります。
まずは前後4枚のドアに粗目を付ける下処理を行って、
意図的にランダムに厚い薄いを作りながらセメントコーティングを行います。
最初は青白いコーティング材も、乾燥して来ると段々茶色になって来て、
これはセメントが割れない様にたわみを持たせるためのつなぎの樹脂成分の化学反応で、
塗りたてと後でかなり色が変わるので毎回驚いています。
スバル車は以前はダッシュのスピーカーが中高音を鳴らすスコーカーだったのが、
近年はツイーターに変わって来ているので、純正と合わせて3WAYではなくて、
今は純正ツイーターを鳴らなくして2WAY構成で音決めを行っています。
今の時点で作業はここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。