取付ブログ
デリカD5 カーオーディオの音質アップ 前編
2023-09-03
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、デリカD5です。
オーディオレスのお車にカロッツェリアのサイバーナビを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ドア2層の防振作業と、
ドアスピーカーの交換のトリプルの上の4thパッケージの作業を行っています。
デリカD5はドアの中間ぐらいに16スピーカーが付いており、中音域は濃いのですが、
逆に低音が薄い特性になっています。
作業はまず内張と防水シートを外して、貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
上の方にベージュの工場装着のマットが貼ってあって、
それで取れない部分の取れない音域に効果のある防振材を貼り合わせています。
外した内張は吸音フェルトを一度剥がしてから、
裏面に粗目を付ける下処理を行ってからセメントコーティングの施工を行います。
塗りたては青白かったコーティング材も・・
時間をかけて乾燥させると、ひび割れを起こさない様にたわみの成分を入れているのが化学変化を起こして、
薄い茶色に変わったらドア戻します。
戻す前に吸音フェルトは元に位置に貼り付けて、
これだけの面積のフェルトを貼っているという事はかなりのロードノイズだったのでしょうが、
セメントコーティングとベーシック防振を加えてかなり静かな車内になったはずです。
このセメントコーティングは防振効果だけでなく、
スピーカーに付帯する余分な響きが無くなり、カチッとした小気味良い音で音楽が聴ける様になるのと、
スピーカーに付帯する余分な響きが無くなり、カチッとした小気味良い音で音楽が聴ける様になるのと、
断熱効果も上がってエアコンの利きが良くなって快適な車内になります。
オーディオ基礎の下地作りが終わって、次回『その2』では音信号のチューンの関係をご紹介します。