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取付ブログ

新型シビック BOSEサウンド車の音質アップ その2

2023-10-12
今日ご紹介する1台は、先日からの宇部店の作業の続きで、ホンダの新型シビックです。



前後のドア4枚のベーシック防振を行う前に、
初めての入庫の車種なので指で外板裏の各部の響きを確かめて、手順書の作成を行います。



同じ共振点の材質を沢山貼っても取れない響きがあるので、
その場所の響きの周波数に合った共振点を違う材質を貼り合わせると、
何故か不思議と量を使うよりも振動が減衰します。



それだけでなく、詰まった感じのブーミーな音ではなくて、小気味良いサウンドで鳴ってくれるので、
ドアの響きの調査は重要です!



ベーシック防振の作業を行っている間に、内張のセメントコーティングが乾燥したので、ドアに組み付けます。



時間をかけて作ったワイドスタンドも完成して、
JU60ツイーターを組み付けて、グローブボックス下にピュアコンを取り付けたら音が鳴ります。



ピュアコンはこれまでのホンダ車のプレミアムサウンド車用を取り付けてみてもどれも適合せず、
JU60だとブラックボックスが4連なのですが4連ボックスが適合せず、
更にこれまでのメインのブラックボックスの値はこれまで使ったどれとも合わずに、
今回新型シビックのBOSEサウンド専用の物を新たに開発しました。



特に苦労したのはドアのBOSEユニットが1KHzで約3Ωなのが・・



120Hzでは約4・7オームと差があり、3Ω換算でネットワーク回路を設計しても合わず、
かなり苦労をしました。



ドアスピーカーを替えたら替えたで純正アンプとの相性もあって、今回はかなり苦労をしましたが、
あるポイントを過ぎたら急に曇り空が晴れた様に音がクリアーになりました。



いつもの3倍の時間をかけてピュアコンの調整を行って、
最後にバス・ミッド・トレブルの3トーンと、前後のフェダーとBOSEの機能を調整して、
当社のデモカーのアウディeトロンに並ぶぐらいの出来に仕上がりました。



これから内装の各部の組み立てと、走行テストを行った後に、納車の準備に入ります。



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