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ジムニーシエラ カーオーディオの音質アップ その2
2023-10-27
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、スズキのジムニーシエラです。
スズキ純正のケンウッド製のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックのWパッケージにオプション2品の4thパッケージの作業を行いました。
ツイーターはおなじみのピュアディオブランドのATX-25に・・
ミッドはインナー取り付けでJBLの13センチユニットで、
ジムニーのドアに付く奥行きで最も深いP560Cの物を取り付けました。
リアはP560Cや他のモデルで奥がつかえるので、
クラブ5000Cの13センチミッドをスズキの純正ブラケットに取り付けてインナーで納めて・・
フロントドアの残響を抑えるために、防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
車1台でツインミッドバスの2WAY構成として仕上げました。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、
4ピース構成のピュアコンを取り付けて音域とインピーダンスとレベルの調整を行っています。
まず音を慣らすと少し物足りない感じがしたので、音響調整の機能を少し入れてメリハリを付けたのですが・・
その前にクロスFMのベイサイドスタジオに行って番組に出ていて、
八木徹さんの声と次の番組待ちで来られていたハニーさんの生声を聞いていて、
「メリハリがあってもさっきの声と少し違う様な?」と音響機能を全てオフにして
ピュアコンの値を変えるのと、イコライザー調整でパワフルさが得られる様に調整しました。
このケンウッドのナビは音源によってイコライザーパターンの違うものがメモリー出来て、
ソースによって2か所1クリックか1か所1クリックか変えてメモリーしました。
音を追い込んで行くと1か所1クリックでもかなり音が違って聴こえて、
元の音に忠実に再生しようとすると、音を強調する機能は変な倍音成分が発生して、
改善した音域とは別な部分に余分な音が付帯してしまうので、
生っぽい音でなく作り物の音になってしまいます。
ジムニーシエラは山道で使われる様で、
ある程度回転数を上げて走られる事を前提として音をセッティングさせて頂きました。
車は長崎ナンバーでも福岡店から見ると一番遠いぐらいの地域からお越し頂いていて、
毎日私のブログを読まれているそうで、遠くからのご来店と毎日のご愛読、心より感謝を申し上げます。
ありがとうございました。