取付ブログ
新型N-BOX スピーカーの音質アップ
2023-11-12
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
当社のデモカー兼代車のホンダの新型Nボックス・カスタムです。
キーには『Nボックス2号』書かれた現行モデルは、あまりに先代と似ているために、
ドアミラーのゴールドのカバーで判別出来る様にしてあります。
オーディオレス車で購入しているので、福岡店で作業と作業の合間の時間を使って、
ナビとETCを取り付けています。
自分が行った時にドアの響きを調べて、どの位置に何の材料を貼るかを決めました。
内張り裏の下の方に吸音フェルトが貼ってあるという事は、
下の方から入って来るロードノイズが多いという事でしょう。
防振が終わって内張を組み付けたら、ドアの作業は終了です。
ダッシュの両端にはピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
適切な仰角と振り角を付けていますが、先代の左右非対称に比べると全く違うスタンドが必要になります。
そしてグローブボックス下に比重の高いMDF板を敷いて、4ピース構成のピュアコンを取り付けて、
最初に先代のNボックスの値を付けて、そこから新型に合わせてどんどん値を変えて行きます。
Nボックスはドアスピーカーの位置が低いので、純白のボビンにピンクのラベルの、
井川が一から手巻きしたコイルを使用します。
インパネに9インチサイズの楽ナビが付いて、
電源を入れてからテスト用CDやFMラジオで音を聴いて合わせます。
外からの見た目はあまり変わっていないのに、ダッシュが左右対称になったために、
ピュアコンの値は大きく変わりました。
防振の効果で低音の音圧が増して、高音域はフラットで低音域は絞り気味でイコライザーを調整して、
最も生音生声に合わせてから音調整を終了しました。
代車で使っている車はベーシックのトリプルパッケージか4thパッケージになっている事が多いのですが、
とりあえず仕事の合間合間の時間でWパッケージの状態で完成させました。