取付ブログ
GRヤリス カーオーディオの音質アップ その1
2023-11-13
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのGRヤリスです。
ピラーにJBLのマークが付いたツイーターのプレミアムサウンド車に、
JU60を使ったプレミアムベーシックパッケージの取付を行っています。
ダッシュにはオレンジのエッジのスコーカーが付いていて・・
ドアにはオレンジのエッジの専用ウーファーが付いていて、
車両アンプから高音・中音・低音が別々に送られて来ているマルチアンプシステムです。
システムは後付け出来ない様にしてある割には音質は微妙で、
どこをどうやって音質をアップさせるか考えながら作業を進めています。
まずドアの内張とインナーパネルとスピーカーを外して、
何も貼ってない外板裏にベーシック防振の施工を行います。
4種類の共振点の違う材質を合計8カ所貼り合わせて、ドア全体の響きをスムーズに抑えます。
ここに大量に防振材を貼るとスピーカーの音が詰まって聴こえるため、
量を貼れば良いというものでもありません。
インナーパネルのプラスチックに金属シートを貼って、軽い響きを抑えて・・
内張り裏のプラスチック部分にセメントコーティングを行って、
方ドア3層のフル防振のドアに仕上がりました。
プレミアムベーシックなのでJU60用のスタンドを製作して、
植毛塗装する前に音を出して調整する事になったのですが・・
お客様が乗って来れれている途中でもう純正スコーカーが歪みっぽかったそうで、
クレームで交換してもらう前にもう車を分解してしまい、
自分がテストトーンをあれこれと違う周波数を入れて一度は整えて歪みがなくなっていたのが、
調整の途中で再び歪みが出て来ました。
どちらにしてもお客様からはユニットを別な銘柄に換えてもいい様なので、
宇部店の2階の倉庫を探したら合う物が全く無く、福岡店に聞いたらあるという事で、
今の作業が納期に余裕が有るという事だったので、急遽福岡店を閉めて持って来てもらう事になりました。
またピュアコンがこれまで作ったどれかの値が合うだろうと思っていましたが、GRヤリスのJBL用に、
どうも新たに回路を起こさないといけない様な感じになって来ています。
今日のところはここまでで、この先は『その2』に続きます。