取付ブログ
スバルBRZ スピーカーの音質アップ
2023-11-17
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、スバルのBRZです。
スバル純正のナビオーディオからカロッツェリアのディスプレイオーディオのDMH-SZ700に
交換しました。
システムは純正スピーカーを活かしたベーシックパッケージで、純正のツイーターを鳴らなくして、
グリルの端にピュアディオブランドのATX-30Jを取り付けています。
純正ツイーターは内寄りに付いていて、
ボーカルがセンターから聴こえて来るけれど演奏の広がりが感じられず、
モノラルに近い状態で鳴っていたところから、ステレオ効果が得られるセッティングに変わりました。
ドア内は外板裏の残響が残っているので、4種類の防振材を貼り合わせて、音質と静粛性を向上させています。
ドアスピーカーはリスナーの耳から近い位置に付いているので、
コイルの巻き数をやや増やしてミッドの上限周波数を抑えるのと、
ツイーターの下限周波数もブラックボックスの数値でやや控えめにして、
聴感上でフラットに近い状態で合わせています。
フラットといっても2カ所1クリックづつイコライザーを下げて、
これで最も生音に近いセッティングという所でメモリーをして・・
タイムアライメントや他の機能は全てオフにして、不自然にならない様にセッティングしています。
自分の息子も同じ年式のBRZに乗っていて、
最初に同じ値からセッティングをスタートさせましたが、オーディオ本体の音のクセに合わせて、
ブラックボックスとコイルの値を変えて、そのシステムで最も生音・生声に近い値に追い込んでいます。
世の中には多バンドのイコライザー付きのプロセッサーが沢山発売されていますが、
実はインピーダンスをコントロール出来るのはピュアコン方式だけで、いくらレベルを細かく調整しても、
周波数ごとによるインピーダンスの上下を調整する事で音色を正しく整えられるので、
意外と割安で他で出来ない部分の調整が出来るので好評です。