取付ブログ
ジムニー カーオーディオの音質アップ その2
2023-11-24
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのジムニーです。
防振作業が終わってからダッシュに大幅にマスキングを行って、JU60用のワイドスタンドの製作を行い、
木材を切り抜いて削りを入れて、底をピタッとフィットさせるためにパテを使って形成します。
形成が終わったら植毛塗装を行う部屋に持って行き、塗装が終わったら今回はエアコンではなくて、
急ぐので遠赤外線ヒーターで乾燥させました。
そしてダッシュに貼り付けたらハイエンドのツイーター取付は完了です。
ドアのスピーカーはある程度奥行きが短くないと入らず、
かといって奥がギリギリのサイズを入れると音が詰まってしまいます。
また加工すれば16センチの薄型スピーカーも入りますが、
グリルの開口部が12センチで設計してあるため跳ね返りが起こり、
13センチがマックスサイズというのが現状です。
福岡店でジムニーシエラに取り付けて実績のある、
JBLのP560Cの13センチミッドをインナーで取り付けました。
オーディオレスで空だったナビスペースにはカロッツェリアの9インチの楽ナビを取り付けて・・
グローブボックス下にブラックボックス4連のピュアコンを取り付けたら音調整に入ります。
スピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級のPMBグレードを使用しています。
電源を入れたらまずタイムアライメントなどの音を加工する機能は全てゼロにして、
イコライザーを動かしながらピュアコンの値も変えながら音を追い込んで行きます。
調整を始めた時はまだ外は明るかったのですが、段々暗くなって来て、
自分が実際に何度もお会いして生の声を知っているボーカリストさんの声で最後は締めました。
ピュアコンのユニットの値は何度も交換して、イコライザーパターンを変えてから前のユニットにしたりと、
かなりの組み合わせで聴いて最も生音・生声に近い組み合わせで音調整を終了させました。
ドアはインナー取付という限られた条件の中、
JU60を使ったシンプルながらプレミアムなフロント2WAYのシステムに仕上がっています。