取付ブログ
新型セレナ スピーカーの音質アップ『前編』
2023-12-01
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、日産の新型セレナです。
最近新型セレナが気になって夜パソコンで日産のホームページを見ていて、
「オーテックバージョンが良いな。」と思っていたところ、
まるでデジャブの様にオーテックが入庫して来ました。
ドアに16センチスピーカーでダッシュにツイーターのフロント2WAYで、
スピーカーの構成はこれまでと同じなのですが・・
プレイヤーの無いディスプレイオーディオなのと、
ダッシュの手前真ん中に2WAYのセンタースピーカーが付いています。
初めての仕様なのでまずはノーマルで音を確認した後にベーシックパッケージの取付を行います。
ダッシュ先端の純正ツイーターを鳴らなくして、
ダッシュの手前両端にピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けます。
グローブボックス下に比重の高いMDF板を敷いて、その上に4ピース構成のピュアコンを取り付けて、
音を聴きながらユニットの値を変えて音を追い込んで行きます。
ディスプレイオーディオなのでUSBを挿して洋楽やインストロメンタルなどで軽くスピーカーを慣らして・・
DEENさんの楽曲の池森秀一さんの聴き慣れたボーカルの声で値を追い込んで行きます。
ただこれまで30回以上もお会いして生の声を知っている分ほど、
少し音色がずれただけでもやたら気になって仕方ありません。
30種類以上あるベーシック用のブラックボックスのどれを聴いてもピッタリ合う気がせず、
これまでに無い組み合わせの同じ周波数のカットでもコンデンサ少なめのコイル大きめの値で作って、
合成インピーダンスをやや高めに設定した
新型セレナのディスプレイオーディオ専用のチューニングの物を作りました。
初めての車なので一度は防振無しの素のドアでベーシックの値を出して、その後から防振作業を加えて、
パネルでの調整とピュアコンの値のもう一度行います。
今日のところはここまでで、これより先は『後編』でお届け致します。