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取付ブログ

GR86 カーオーディオの音質アップ その1

2023-12-25
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのGRヤリスです。



オーディオレス車にカロッツェリアのサイバーナビの大画面タイプの物を取り付けて入庫となって、
プレミアムベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工とドアスピーカーの交換の作業を行っています。



31バンドの0・5デジベルステップの細かな調整が出来るハイスペックモデルです。



作業はまずドアの内張を外すと、
通常は黒いコーンの16センチがシルバーコーンのプレミアムタイプのドアスピーカーが付いています。



外した内張裏には吸音フェルトが貼ってあって、
一度外してからプラスチックのツルツルの表面に粗目を付けて、セメントコーティングの準備に入ります。



ドアの外板裏には防振材が1枚貼ってあって、これが年式によって材質の硬さが違い、
この防振材がある事を前提にドア全体の響きを整えて行きます。



基本的な手順書はありますが、
年次変更などの微妙な違いを考慮してその都度指ではじいて響きの中心と周波数を調べて、
方ドア8枚の防振材を貼り合わせて音を静めています。



今回は黒い丸が2枚に四角が1枚、ゴールドのメタルが3枚に、シルバーの四角を6対4に2枚カットして、
合計10カ所のピンポイント防振を行っています。



ダッシュのグリルにはツイーターの他に中音用のスコーカーも付いている3WAY構成ですが・・



何故か左右の差を感じるための高音用のツイーターが内側に付いていて、
モノラルっぽい音で鳴っていて、中高音のほとんどをガラスの反射で聴いている状態でした。



自動車メーカーがカーオーディオの市場を調査したら
ユーザーはボーカルを正面で聴くタイムアライメントを好むからと
わざわざ広がりよりも定位を重視したのでしょうが、
音楽好きでコンサートホールに足を運ぶ様な方からしたら迷惑な仕様でしょう。



ツイーターもスコーカーも鳴らさずに、ダッシュにワイドスタンドを形成して作って、
JU60ツイーターを両端に取り付けてセパレーションが良く、
ステレオ効果でスピーカーとスピーカーの何も無い場所に自然に音が浮かび上がる様に改善します。



そうこうしているうちに一昼夜寝かしてセメントコーティングが乾燥しました。



今日のところはここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。



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