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取付ブログ

GR86 カーオーディオの音質アップ その2

2023-12-28
今日ご紹介する1台は、宇部店の先日からの作業の続きで、トヨタのGR86です。



ベーシック防振とセメントコーティングが終わって、サービスホールを金属シートで塞ぐ防振を行って、
切り口を全てシリコンを塗って将来的に剥がれが起きない様に処理しています。



純正スピーカーの位置にインナーバッフルを製作して・・



形状やサイズがピッタリ合っている事が確認出来たら黒に塗装をして、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けたら周りを黒いスポンジで囲みます。



この部分のスポンジはカーオーディオ専門店だと波状になったテクニカ製の物を使うお店が多いのですが、
ウエーブタイプは低音の量が増すものの、音色が実際の音楽の音と違って聴こえるので
ピュアディオでは使っていません。



セメントコーティングが終わった内張をドアに組み付けると、
純正グリルから薄っすらとLTD15の黄色いコーンが見えます。



そして型取りしたワイドスタンドは植毛塗装を行って、
JU60ツイーターを装着してダッシュに取り付けたら、
純正のツイーターがかなり内側に寄っていてモノラルっぽく聴こえていたのが、
かなり音場が広がる様に見えます。



サイバーナビは一度インパネから取り外して、裏から音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプでグローブボックス下まで送って・・



比重の高いMDF板を敷いて、
その上にブラックボックス4連で合計10ピース構成のピュアコンを取り付けて音を鳴らします。



まずはサイバーナビの音を出して、タイムアライメントが全てゼロになっている事を確認します。



最近のモデルでは数字がゼロでもTA・ONの部分を押してもOFF表示にならない物があり・・



一度リスニングポイントがOFFをONにして、
そこでTA・OFFにしてからリスニングポジションをOFFにすると、
若干ではありますが更に音が素の状態に近づくので、この状態で音調整を始めます。



ピュアコンの10ピースの値をちょこちょこと変えながら、
同時にイコライザーを動かして音を追い込んで行き、どんどん生音・生声に近くなる様に合わせて行きます。



調整した後のイコライザーパターンを見ると、音だけ聴いて無意識にバンドを動かしていたら、
何か規則性がある様なパターンになっていました。



これはどこか強い音域があったらその倍音成分も影響しているので、
何となく規則性がある様なパターンになっています。



昨日の閉店前から今日の午前にかけて音調整を行っていましたが、
ピュアコンのブラックボックスがこれまでの値で何度替えても後もう1歩が出ないので、
一度ブログを書いて休憩して、GR86でJU60でLTD15のインナー用のピュアコンを、
ワンオフで製作してから仕上げます。



お問い合わせ
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