取付ブログ
ハスラー カーオーディオの音質アップ
2024-02-03
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、スズキのハスラーです。
スズキ純正の異形パネルの専用ナビオーディオ付きで、
スズキオプションのアップグレードスピーカーを取り付けたお車に、
ベーシックパッケージの取付を行って音質アップを図りました。
ダッシュの上の純正ツイーターは鳴らなくして、スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、
ピュアディオブランドのアップグレードツイーター・ATX-30を取り付けています。
ドアスピーカーはパッと見は純正ですが・・
中身はアップグレードのクラリオン製のツイーターとスーパーツイーターが付いたコアキシャル3WAYで、
お客様の希望はこれとATX-30を組み合わせて音質をアップして欲しいという事でした。
念のためにノーマルスピーカーも用意していて、
コアキシャルが合わなければこちらを使うという事で作業を始めました。
コアキシャルスピーカーは一度測定器で角周波数のインピーダンスを測って、
その後でツイーターとスーパーツイーターを鳴らなくしてもう一度角周波数のインピーダンス測り直すと、
何故か並列に接続してあるツイーターの配線を外すと、普通は中音域のインピーダンスが上がるはずが、
なぜか反発して下がり気味になって、中音域がアップするという予想外の現象が起こったので、
これとATX-30で2WAYスピーカーとして、ピュアコンの値を探りました。
もちろんこれまでに無い組み合わせなので、何度もブラックボックスとコイルを交換して、
最も生音・生声に近くなる組み合わせを探りました。
それと同時にナビのイコライザーを調整して、
最初は高音が強くて低音が弱かったのでそれぞれ上げ下げして・・
ピュアコンで音を整えていたらあまり動かさなくても音がまとまって、
このイコライザーが1デジベルステップに見えて実は0・5デジベルステップで動いたので、
最終的に1カ所1クリッツク0・5デジベルで音がまとまりました。
ベーシックパッツケージと言いながらも、かなりカスタマイズしたワンオフ設計で仕上げました。