取付ブログ
ベンツGLA スピーカーの音質アップ
2024-02-18
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車からメルセデスベンツのGLAです。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
メルセデスベンツは現在はドア上部に小型スピーカーの車がほとんどですが、
AクラスとBクラスとその派生車はドア下部に16センチスピーカーが付いていて・・
グリルから見ると13センチぐらいが付いていそうですが、
中身はしっかりと16センチサイズが付いています。
ピラー根元には純正ツイーターが付いていますが、
これは周波数帯域を決めているのがこのパーツ1個で音が雑なので、ダッシュに後付けのツイーターを付けて、
ピュアコンの大型パーツで余裕を持って音域決めとレベルとインピーダンス調整を行います。
ツイーターは先日紹介したJBLのPシリーズで、
生産終了後に買えるだけ買っておいたのでまだ若干手持ちがあって、
ATX-25と30の間的な存在で若干数の販売を行っています。
このPシリーズという呼び名がPというとピコシリーズみたいな可愛いイメージがあるのですが、
実はJBLはパワーシリーズとの位置付で、メチャメチャ鳴らしても飛ばないと勘違いした人が多くいて、
ユニットを飛ばした人も多いらしく、生産終了となったらしいという話を聞きました。
当店ではピコシリーズ的な存在だったのですが、名前の割にデリケートな商品で、
けっこうコストパフォーマンスは高いと評判でした。
結線が終わって音が鳴る様になったら、ピュアコンの値合わせと純正オーディオの3トーンの調整を行って・・
最終的にはフェダーを少し前に振って、
スマートフォンとFMラジオできちんと生音・生声に近くなったと確認出来たら納車の準備に入ります。
見た目はツイーターがダッシュに乗っただけの違いですが、
ツイーターの向きと質感の違いと、何よりもピュアコンを使った音のスムーズな繋がりと
インピーダンスの適正化で、驚く様なクリアーな音に変わりました。